[留学] 韓国留学:古谷さん日記 #09


2016年2月から1年間、韓国(釜山)・東亜大学校に交換留学生として、九州国際大学から派遣された古谷知世さん(国際関係学部2年)の韓国留学ブログです。
更新日 2017年1月5日 19:23----------------------

20170105furu1今回は「釜山観光高等学校」に授業をしに行ったときのお話をしたいと思います。
あるきっかけで高校に日本語を教えに行くことになりました。
この高校には日本人の先生がいないということですごく歓迎されました。
私たちを見るなり「うわー!日本人だ!」っと大きなリアクションで迎えてくれました(笑)
ほとんどが1年生のクラスだったので、日常会話というところまではいきませんでしたが、一生懸命に日本語を話そうとしてくれている姿勢がとても嬉しかったです。
そんな姿を見て、私ももっと韓国語を頑張りたいという気持ちになりました!

1月2〜5日は、いわゆる課外授業のようなものがあり、申請した学生21人と日本語の勉強をしました。
観光地や料理の紹介、会話授業、グループ課題…などいろんな授業をしました。
なかには、「聞き取れない(泣)」という子ももちろんいました。
20170105furu2そんなときは簡単な日本語と多少の韓国語で理解してもらえるように教えて、理解できたらしっかりと褒めてあげることで、すごく喜んでいました。

“日本の文化が好き”
“日本で就職したい”
“もっと日本の人と関わりたい”

ほとんどの学生がこのように話していたのを聞いて、私がこの生徒たちにできることはなんだろう。
こんな小さな交流でもいつかは大きな架け橋になってくれればいいな、そんな気持ちで授業をすることができました。

まだまだ日本語を教えられるような立場ではありませんが、このような貴重な経験をすることができて、本当に良かったと思います。
教えることよりも、私が学んだことの方がはるかに多かった気がします。

20170105furu3【原稿:古谷知世(山口県立宇部西高校2015卒)】