「チャレンジ ㏌ サイパン」事後研修で折り鶴の塔を訪問


サイパンでは参加学生がいくつかのチームに分かれ、教職員・学生スタッフとともに小学校や中学校へ配属されます。私の担当はサン・ヴィセンテ小学校でした。このチームの河野史華さん(山口大学)は、地元が広島ということもあり、子供たちに平和に関する紙芝居を英語で読み聞かせ、感想画を描かせるという授業に挑戦しました。この絵は教室に掲示する予定でしたが、担任の先生の配慮で彼女へプレゼントされました。その際、彼女は子供たちに「平和公園の折り鶴の塔にお納めする」と約束したことから、今回の事後研修となったものです。

3月27日は生憎の空模様にも関わらず、無事に5枚の絵を広島平和記念公園 原爆の子の像(通称:折り鶴の塔)へ献奉しました。その後は公園内を見学し、短時間ですが有意義な意見交換をしています。本来ならチーム5人が揃って訪問するところ、時期的に調整が難しく、河野さんと京都外大の澤君の2人に私がアテンドしました。なお、このことは河野さんからサン・ヴィセンテの先生と子供たちに手紙で知らせる予定です。
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UNGL推進室 担当教員
村上真理(むらかみ・しんり)