[留学] 台湾留学:中畑さん日記 #1


こんにちは。現代ビジネス学部国際社会学科二年生の中畑芙羽香です。
私は2018年2月から台湾の高雄にある国立高雄餐旅大学(National Kaohsiung University of Hospitality and Tourism)に留学しています。この大学は語学学校ではありませんが、英語や留学生向けの中国語の授業があり、語学を学ぶこともできます。台湾では繁体字という文字が使われています。中国大陸で使われている簡体字よりも画数が多く複雑ですが、とても美しい文字だと感じています。こちらの気温ですが、3月の時点で日中は暑く、エアコンやファンをつけて過ごしています。

今回は台湾の祝日「民族掃墓節 清明節」についてお話ししたいと思います。これは日本のお盆のようなもので、毎年4月5日前後にあり、多くの人が実家に帰省します。この週はいつも以上にお寺に人が集まります。火のついた長い線香を持ったまま歩き回っている人たちで混雑していて、ぶつからないかととてもひやひやしました。日本と同じようにお墓参りをするのですが、それだけでなく、亡くなった人への贈り物として大量の黄色い紙を燃やします。黄色い紙はお金を意味していて、あの世でお金に困らないようにという願いが込められています。
また、清明節では潤餅という伝統料理を食べます。潤餅とはクレープのような薄い生地に、ピーナッツの粉やお肉、野菜などを入れて包んだものです。ピーナッツの粉は甘く、生地にそれだけをのせて食べる人もいます。
今回私は台湾の友人の家庭にお邪魔させてもらい、そこで食べましたが、台湾には潤餅を売っているお店がたくさんあるので、台湾に来た際はぜひ食べてみてください。