福岡大学へも武者修行。約100名の学生を前にプレゼン!


■飛び交う学生の声

福島ゼミ2年の徳永です。福岡女学院大学のプレゼンセミナーに参加した際、福岡大学ベンチャー企業論第19代執行部学生代表の林田茉優さんから福岡大学でのプレゼン勉強会に参加しないかとお誘いをいただきました。早速、私徳永と新井、衛藤の3名で10月24日(水)5限の講義に参加することにし、3限の授業終了後、急いで車で向かったのですが、あいにく渋滞に巻き込まれ約1時間遅れの到着となってしまいました。

「プレゼンは表現力」(徳永2年)

勉強会は大教室で行われており、席には空席もなくぎっしりと100名近い学生が座っていました。すでに数名の学生がプレゼンを終えており、私たちが聴くことができたのは最後に一人で登壇した女子学生の発表のみでした。彼女のテーマは「自分の尊敬する先生について」、プレゼン時間は10分。先生の素晴らしさを日々のエピソードを交えながらテンポよく伝えていくのですが、私が最も勉強になったのはパワーポイントのデザインです。スライドには伝えたいことを端的に表現した短い文章と、そのことを連想させる画像、この2つしか示されていませんでした。スライドに多くの情報を盛り込むのではなく、言葉と表情、そして身振りで伝えていく。これが伝えるということなのかと目から鱗の体験でした。さらに、その後の質疑応答や意見交換も熱気に溢れており、4人の先生方の助言後、参加学生が自主的に挙手し意見を述べたり、先生の意見に批判的な発言をしたりと意識の高い学生を間近に見て、正直、驚くとともに大いに刺激を受けました。

 

■九国大生としてプレゼン参戦

読み上げるのではなく伝えることが大事。

私たちも、福岡大生の胸を借りるつもりで「海外卒業旅行企画コンテスト2018」でグランプリをとった際のプレゼンを私と新井の2名で行いました。このときは福岡大学のプレゼンスタイルを見習って、覚えた原稿を読み上げるのではなく、伝えることを意識して発表してみました。コンテストでは、昇降式電動車いす「ペガサス」とけん引式車いす補助装置「JINRIKI」を持ち込んでいましたが、今回は用意がなかったため、その場で確認しながらのプレゼンとなり粗削りでしたがいままでとは違った新しいスタイルが出来たのではないかと思っています。質疑応答では先生方からコメントをいただくことはできませんでしたが、学生の皆様からは称賛を浴びることができました。感謝。

これからの課題は、私たちが伝えたいことをスライドではなく言葉や表情、身振りでどのように表現し、伝えていくかだと思います。(福島ゼミ2年 徳永亮太)