[地域づくり]地域に出て学ぶ講義


春学期の地域づくり科目では、学外に出て地域の施設や事業所・公共施設を訪問し地域づくりの担い手や大学生の地域参加について学んだり、学外よりゲストスピーカーを呼ぶ講義を実施してきました。

【7月10日地域コミュニティ論 九国大となりのNPO法人わくわーくでの訪問講義】

NPO法人わくわーく小橋代表に、NPO法人やソーシャルビジネスについて、これまで取り組んできた地域活動、そして九国生に期待することなどのお話をしていただきました。受講生からは大学のすぐ隣にこのような地域活動の拠点があることに驚いた、できたら活動に関わってみたいといった感想が得られました。

【7月17日地域づくり論 黒崎コムシティ見学】

この日は黒崎コムシティにある九国大地域連携センターを訪問し、同センターやユースステーションといったコムシティにある様々な施設について知るとともに、大学生がどのように関わることが可能なのかいろいろと説明をいただきました。また、八幡西区役所に勤務する地域づくりコース出身者の城さんに大学在籍時の学びの姿勢や区役所のお仕事などについてお話をいただきました。

   

【7月24日 地域づくり論 八幡大空襲の体験談(青木道雄さん)】

この日は平野市民センターを拠点に八幡大空襲の記憶を語り継ぐ活動を展開されている平野塾の協力により、空襲の体験者に戦争のお話をしていただく機会を設けていただきました。お越しいただいたのは市内で長らく教員を務めていらした青木道雄さんです。青木さんは爆弾の模型なども用いられながら、戦争にいたる経緯、空襲被害の悲惨さ、爆撃の残酷なまでの正確さなどをお話いただきました。

地域づくりでは講義科目でも、地域に出て学ぶ取り組みを積極的にすすめています。

三輪 仁(九州国際大学現代ビジネス学部地域経済学科 教授)