北九州医療刑務所を訪問(法学部 鈴木ゼミ)


11月29日(金)、法学部鈴木ゼミ3・4年生(専門演習A・B)で、市内の北九州医療刑務所を見学してきました。

北九州医療刑務所は、全国で4か所しかない専門的な医療行為を受刑者に行う刑事施設です。受刑者の多くが精神疾患を抱えており、刑務所内では、犯罪を自覚させ社会生活に適応するのに必要な知識及び生活態度の習得や、講義・グループワークを通じ、受刑者個々の問題点を見つけ改善していくことを行っています。受刑者が刑務作業として陶器を作成したり、また、治療の一環としてリハビリやウサギ・金魚の飼育など、精神及び身体機能の改善に取り組んだりしているという説明を聞きました。

見学者に対しても、施設内では写真撮影が禁止されているうえ、携帯電話などの所持品の持ち込みを制限されるような厳しい場所でしたが、刑務官の指導監督のもと、受刑者の一生懸命に取り組んでいる姿が印象に残りました。

作成者 U・H(鈴木ゼミ3年)