令和4年3月21日（月）の卒業証書・学位記授与式後に、経営コース卒業生（現代ビジネス学部地域経済学科）に田尻ゼミ（2年：新3年）が企画した卒業記念品を贈りました。
この卒業記念品は、名刺入れや定期入れなどに使うことができるカードケースとなっています。
カードケースは、田尻ゼミの学生が先輩の企画を受け継ぎながらも、先輩のものとは少々異なる独自のデザインを考え、合同会社ライフサポート様（福岡市博多区竹下）で働く障害者の方々にご製作いただきました。また、株式会社小倉縞縞様（北九州市小倉北区紺屋町）から材料の一部となる小倉織を提供していただきました。
卒業記念品プロジェクトの目標は、単に卒業生に記念品を渡すだけでなく、障害者の方が置かれている厳しい就職環境と、このようなすばらしいモノを作ることができるということを経営コースの卒業生に知ってもらい、卒業生の皆さんが活躍する会社に将来ひとりでも多くの障害者雇用を実現してもらいたいというメッセージを込めたものでした。また、「あらためて伝統美溢れる小倉織の魅力に触れ、それを広める活動にもご協力いただきたい」という内容も添えました。
受け取った卒業生から「実用的なデザインが気に入りました。大切にします」、「非常に良いモノですね」という感想を聞かせてもらいました。
写真1：卒業生に贈ったカードケース
写真2：記念品を受け取った田尻ゼミの卒業生
【文責：田尻敬昌／現代ビジネス学部】