【終了分】Dream80 開学80周年記念企画(2010)・結果発表



本学は開学80年を迎え、記念事業として九州・沖縄、山口を中心とした高校生に将来の夢や人生の目標を80文字以内で語ってもらう「Dream80 作文コンテスト」を実施しました。テーマは「あなたの夢、おしえてください。」。67校から計2910点の応募があり、客員教授の作家・佐木隆三氏を委員長とする選考委員会(5人)が審査の結果、Dream80大賞、北九州商工会議所会頭賞、選考委員会特別賞、読売新聞西部本社賞各1点と入選18点、佳作54点を選びました。

Dream80作文コンテストを実施して

学長 後藤 勝喜(※2010年8月当時)

本学は開学80年を記念し、80文字で夢を語るDream80作文コンテストを実施いたしました。このコンテストは高校生に夢を作文してもらうことを通じて、特に九州・沖縄・山口地区の中等教育の活性化の一助になることを期待した企画であります。わたくしも選考委員の一人として参加させていただきましたが、応募数2,910点すべてから、「夢を実現させようとする若者は、まだまだたくさんいるぞ」ということを読み取れて、安心することができました。同時代に生きる者として、青少年の未来が希望にあふれたものとなるようお祈りするとともに、若者諸君の努力を精一杯支援させていただきます。
Dream大賞を受賞した田實さんをはじめ、多くの高校生が様々な分野で今後活躍してくださることを心からお祈りし、私からのDream80作文コンテストの講評とさせていただきます。
最後に応募者を陰で支えてくださいました高校の先生ならびに保護者の皆様方に、この場を借りまして御礼申し上げます。
 DREAM大賞 | 北九州商工会議所会頭賞 | 選考委員会特別賞 | 読売新聞西部本社賞 |
 学校賞 | 入選作品 | 佳作 | 講評

鹿児島県立国分高等学校 3年 田實 真歩さん


【審査評】
「泣き虫になりたい」という書き出しは秀逸でした。一緒に悩み、笑い、泣きたいという夢に、田實さんのやさしさと感性の豊かさを感じました。

北九州市立高等学校 1年 首藤 結花さん


【審査評】
書き出しに感心しました。こんな独創的な発想ができる若者には、夢のほうからアプローチしてくるのではないでしょうか。選考委員会からも「ガンバレ 結花」。

沖縄県立宮古高等学校 3年 砂川 拓也さん


【審査評】
宮古島は少年サッカーが盛んな所と聞いています。3人目を目指し、日々の練習に汗を流してください。W杯優勝という日本人にとって大きな夢を、現実にしてくれることを期待します。

古賀竟成館高等学校 2年 古野 真子さん


【審査評】
宇宙に対する憧れを持たなくなった若者が増えた、といわれています。それだけに星空教室、無重力のなかでの教育という言葉は新鮮に響きました。

多くの作品をご応募頂き、入賞者の多かった以下の高等学校が受賞されました。

最優秀学校賞
下関中等教育学校
優秀学校賞
育徳館高等学校
小倉工業高等学校
中間高等学校

特別学校賞
沖学園高等学校
下関商業高等学校
蒲生高等学校
宮古高等学校
仰星学園高等学校
九州国際大学付属高等学校
高森高等学校
国分高等学校
糸島高等学校
糸満高等学校
鹿児島商業高等学校
鹿児島城西高等学校
種子島中央高等学校
小倉商業高等学校
早鞆高等学校
田部高等学校
那覇商業高等学校
白石高等学校
美萩野女子高等学校
福岡海星女子高等学校
鳳凰高等学校
鵬翔高等学校
北九州市立高等学校

山口県 桜ヶ丘高等学校 1年 瀬戸 綾香さん
ライフーリンシャァンという違う自分の名前を高校の中国語部で初めて教えてもらいそれから中国語が好きになった。まだ、母音すら言えないけど中国に留学するのが私の夢だ。

福岡県 九州国際大学付属高等学校 3年 古賀 襟衣さん
私は黒崎祇園山笠が大好きで幼少から出ている。今、黒崎祇園には女性は出られない。なので男性にも負けない女山笠を作って新しく注目される歴史を作って山笠を楽しみたい!

佐賀県 白石高等学校 3年 諸岡 美優さん
私はバレーに片思いしている。高校で怪我をしてマネージャーに転向し、プレーできなかった。5年後、教師になってバレー部の顧問になって生徒と一緒に両思いになりたい。

熊本県 高森高等学校 3年 田上 雅弘さん
私の将来の夢は消防士だ。「すごい」といわれる人間でなく「さすが」といわれる人間になりたい。1分1秒でも早く火を消し止めたい。それが自分の他人の幸せとなるはずだ。

山口県 慶進高等学校 3年 田上 裕太さん
無知な大人になっても、無能な大人にはなりたくない。やるべき術を知っているのに逃出す大人にならない。僕は知るということに貪欲でありたい。その力で未来を切り開きたい。

山口県 下関中等教育学校 3年 岡田 里胡さん
中東に行きたい。モスクの壮麗な碧さ、雑貨の細工、石油資源、何もかもが私を魅了する。だが、女の私が行くには困難な場所だ。だからこそ、いっそう夢は積もる。

福岡県 育徳館高等学校 3年 本田 愛美さん
3歳から母に習っている日本舞踊で母を越えたい。母が自分の師範で一番近くに居た先生で一番の私のライバルの母の跡を継いで、日本舞踊をこれから先に残していきたいです。

福岡県 育徳館高等学校 3年 山下 紗緒里さん
現在、日本では家族で食事をする機会が減っている。だから、私は子どもたちに食育をしたいと思う。家族で食事をする、そんな温かい日本の未来を作りたい。

福岡県 福岡海星女子学院高等学校 3年 福田 愛さん
私や妹のためにいつもがんばる母。お金の面でも無理をしているのを知っている。だから私は将来、母とたくさん旅行をしたい。「お母さん、出世払い楽しみにしててね。」

福岡県 九州国際大学付属高等学校 波多野 千歳さん
悩んでいる人、心を閉じてしまった人。そんな人の心を救ってあげたい。自分を責めないでと言ってあげたい。優しい心で人の心を守ってあげられるような精神科医になりたい。

福岡県 九州国際大学付属高等学校 2年 溝口 裕基さん
僕は将来、神社の神主になって一人でも多くの人々のおはらいをして楽になれるようにしてあげたいです。神職を通して人々に感謝されるようになりたいなと思います。

福岡県 仰星学園高等学校 3年 諸岡 淩さん
私は生まれつき眼が見えなかった。7歳の時、母が命と引き換えに眼球を移植してくれたのだ。母の口ぐせは「沖縄の海を見たい。」だからこの母の眼で、沖縄の海を見てみたい。
福岡県 中間高等学校 3年 津田 壮太朗さん
私の夢は、総理大臣になることです。ここ数年、私たちの国はしっかりとした政治ができないまま首相が次々と変わっています。だから私が首相になって今の日本を変えたいです。

熊本県 八代高等学校 3年 松村 泰典さん
HELP ME DOCTOR!悲痛な叫び。世界中の人々の命は平等です。自分が目指すのはGLOBALな観点に立ち世界の医療機関で責任ある仕事をする事です。
鹿児島県 種子島中央高等学校 2年 小野 恵理さん
ねこに囲まれたい。三毛、サビ、トラ、ペルシャ・・・。色々な種類・柄・性格、そして特有の香りに包まれたい。そして一日の終わりには、暖かい布団でねこと一緒に眠りたい。

福岡県 福岡講倫館高等学校 3年 緒方みちるさん
私は天つ風になって、多くの人たちに夢を魅せて、希望の種を運びたいです。そして、多くの人たちと関わって、その人たちの人生に触れ、私という存在を残すことが目標です。

福岡県 育徳館高等学校 3年 片宗 美里さん
私が書いた文章で、賞をとること。それが私の夢です。少しでも人の心に響く言葉を。私の気持ちを、伝えたい。言葉のものすごさをもっと大勢に知ってもらいたいです。

福岡県 育徳館高等学校 3年 白石 遥さん
空、街、花、笑顔。日常の美を保存できる写真が好きだ。生涯沢山の写真を撮り、それらに囲まれて暮らしたい。私の人生はこれほど美しいもので溢れているのだと思えるから。


山口県
岩国高等学校 2年 河田 将輝さん
下関中等教育学校 3年 網本 侑理さん
田部高等学校 3年 松本 望さん
田部高等学校 3年 吉村 里萌さん
宇部フロンティア大学付属香川高等学校 2年 原田 直輝さん
下関商業高等学校 3年 佐伯 恵美さん
早鞆高等学校 3年 三宅 友里香さん
高川学園高等学校 2年 矢通 健生さん
宇部中央高等学校 3年 加崎 瑞奈さん

福岡県
育徳館高等学校 3年 吉浦 拓昴さん
九国大付属高等学校 3年 安部 早織さん
九国大付属高等学校 3年 三好 成佳さん
九国大付属高等学校 3年 小田 恭平さん
小倉商業高等学校 3年 坂本 未来さん
古賀竟成館高等学校 2年 福岡 未来さん
糸島高等学校 2年 鎌田 知菜美さん
福岡舞鶴高等学校 1年 蒲池 沙希さん
九国大付属高等学校 1年 貝嶋 真夏さん
九国大付属高等学校 1年 山下 のぞみさん
北九州市立高等学校 1年 當山 華乃子さん
仰星学園高等学校 1年 野間 裕賀さん
小倉工業高等学校 2年 髙巣 晃樹さん
嘉穂高等学校 3年 松原 直子さん
鞍手竜徳高等学校 2年 長谷川 あやかさん
中村学園三陽高等学校 2年 杉永 翔太郎さん
門司学園高等学校 1年 入江 峻平さん
太宰府高等学校 3年 井田 悠花さん
福岡工業大学附属城東高等学校 2年 佐々木 麻貴さん
伝習館高等学校 3年 加藤 史子さん
久留米筑水高等学校 2年 鶴久 結加さん
福岡大学附属若葉高等学校 3年 新屋 博子さん
田川高等学校 1年 植高 公朋さん
精華女子高等学校 3年 朝長 栞さん
東福岡高等学校 3年 重光 優作さん
沖学園高等学校 3年 原 菜々子さん
筑紫女学園高等学校 1年 髙嶋 藍莉さん
美萩野女子高等学校 1年 岩丸 ひとみさん
宇美商業高等学校 3年 藤本 直子さん

佐賀県
白石高等学校 1年 松本 流星さん

大分県
大分南高等学校 2年 河野 瑞希さん

長崎県
純心高等学校 3年 井手 未来さん

熊本県
玉名高等学校 3年 前村 朱美さん
鹿本高等学校 3年 姉川 めぐみさん

宮崎県
鵬翔高等学校 2年 和泉 希さん
鵬翔高等学校 2年 黒木 夢さん

鹿児島県
国分高等学校 3年 笹峯 るいさん
鳳凰高等学校 2年 林 雅哉さん
蒲生高等学校 2年 坂元 裕希也さん
徳之島高等学校 3年 高城 若奈さん
鹿児島商業高等学校 3年 戸床 健大さん
鹿児島城西高等学校 1年 森山 貴博さん

沖縄県
糸満高等学校 3年 新城 清香さん
那覇商業高等学校 3年 岡田 夏美さん

その他の地域
日本航空高等学校 3年 中村 優花さん

講 評

若者らしく大きな夢を抱いて
選考委員長
九州国際大学 客員教授 佐木 隆三

高校生のいろいろな夢に接し、楽しく読むことができました。先行きが何かと不透明といわれる時代ですが、将来の目標をしっかりと見据えている高校生もおり、心強く思いました。
Dream80大賞には、田實真歩さんの作品を選びました。「泣き虫になりたい」という意表を突いた書き出しに感心しました。中学生の気持ちに寄り添うことができるすばらしい先生になると信じています。
皆さんの作品を読んでちょっと残念だったのは、「夢の大きさ」が少し小さかったことです。今の自分では手が届きそうもないが、将来はきっと手にしてみせる、といった若者らしい大きくて、突拍子もないような大きな夢も読みたかった、と思いました。