本学は開学100年を目指して、九州・山口の高校生に将来の夢や人生の目標を100文字以内で語ってもらう「DREAM100 2011 作文コンテスト」を実施しました。テーマは「私の未来」。44校から計4,545点の応募があり、本学客員教授で北九州市立文学館館長の作家・佐木隆三氏を委員長とする選考委員(6人)が審査の結果、Dream大賞、読売新聞西部本社賞、FBS福岡放送賞、選考委員会特別賞各1点と入選96点を選びました。

Dream100作文コンテストを実施して

学長 後藤 勝喜(※2011年8月当時)

このたび本学は開学100周年を目指し、高校生に100文字で夢を語っていただく"Dream100 2011作文コンテスト"を行いました。この企画は高校生に文章を作成してもらうことを通じて、中等教育活性化の一助になることを期待したものであります。
わたくしも選考委員の一人として参加させていただきました。応募数4,545点の作品に触れて、みなさんが「未来」に向かって一生懸命にがんばっている姿を伺うことができ、とても楽しく審査させていただきました。ただ、今回は東日本大震災が発生した影響でしょうか、昨年度は違って作品の多くに「普段通りの生活をしたい」という希望が込められていたことが印象的でした。
見事"Dream大賞"に輝いた中西さんをはじめ、みなさんが「未来」を切り開き、様々な分野で活躍してくださることを心からお祈りしております。
最後に、多数の応募者を支援してくださいました先生そして保護者のみなさまに心よりお礼申しあげます。
 DREAM大賞 | 読売新聞西部本社賞 | FBS福岡放送賞 | 選考委員会特別賞 |
 学校賞 | 入選作品 | 講評

沖学園高等学校 2年 中西 健ニさん


【審査評】
他人を助けることに消極的になりがちな風潮のなか、救急救命士になりたいという中西君の思いに感銘を受けました。救急救命士は緊迫した現場で人の命を扱う仕事だけに、専門的な勉強とともに、技術の習得も必要です。住民のために働く「中西君の未来」に期待したいと思います。

小倉商業高等学校 3年 大内 絵里加さん


【審査評】
ありきたりに見える日常の大切さ、かけがえのなさを思い知らされたのが、今回の東日本大震災でした。「早く起きなさい」。大内さんは、どこの家庭でもありそうな日常を、「未来の姿」としました。未曽有の大震災に見舞われたあとだけに、大内さんの素直な感性に心惹かれました。

樟南高等学校 2年 蜷川 ゆみさん


【審査評】
失敗することに極端を恐れる若者がいる、と聞きます。就職氷河期といわれていますが、数社の入社試験に失敗しただけで、就職活動をあきらめてしまう学生もいるそうです。それだけに、「沢山失敗したい」という蜷川さんの思いは貴重です。「必ず成功する」と結んだのも好感を持ちました。

九州国際大学付属高等学校一貫部 1年 米田 陽和さん


【審査評】
ピラミッド、スフィンクス、イースター島のモアイ像......。世界にはまだ解明されていない「文明の謎」はたくさんありますが、最先端の科学技術を駆使すれば、文明の歴史が塗り替えられるかもしれません。世界的な考古学者になった米田君の謎解きを楽しみにしています。

多くの作品をご応募頂き、入賞者の多かった以下の高等学校が受賞されました。

最優秀学校賞
小倉商業高等学校
優秀学校賞
九州国際大付属高等学校(一貫部)
壱岐高等学校

学校賞
早鞆高等学校
山口県桜ヶ丘高等学校
九州国際大付属高等学校
中間高等学校
小倉工業高等学校
星琳高等学校
古賀竟成館高等学校
福岡講倫館高等学校
沖学園高等学校
純真高等学校
高森高等学校
鹿本高等学校
樟南高等学校
伊集院高等学校


山口県
厚狭高等学校  1年  内藤 由貴さん
桜ヶ丘高等学校  1年  小山 彩虹さん
桜ヶ丘高等学校  1年  中嶋 統子さん
早鞆高等学校  3年  岡本 佳保さん
早鞆高等学校  2年  中居 美緒さん
早鞆高等学校  2年  石川 由季さん

福岡県
鞍手高等学校(定時制)  3年  日車 恵理子さん
鞍手竜徳高等学校  3年  長谷川 あやかさん
遠賀高等学校  2年  高山 舞さん
沖学園高等学校  3年  清水 大樹さん
沖学園高等学校  3年  山口 卓也さん
沖学園高等学校  2年  小泉 綾香さん
沖学園高等学校  2年  ディスクさん
仰星学園高等学校  1年  長 佑季さん
九州国際大学付属高等学校  3年  村尾 裕美さん
九州国際大学付属高等学校  3年  大坪 卓矢さん
九州国際大学付属高等学校  3年  玉井 比佳里さん
九州国際大学付属高等学校  3年  毎熊 里奈さん
九州国際大学付属高等学校  3年  清水 美沙さん
九州国際大学付属高等学校  3年  金子 晴菜さん
九州国際大学付属高等学校  2年  園田 祥太さん
九州国際大学付属高等学校  2年  今吉 康彰さん
九州国際大学付属高等学校  2年  山本 悟司さん
九州国際大学付属高等学校  2年  大江 健児さん
九州国際大学付属高等学校  2年  本多 夏海さん
九州国際大学付属高等学校  2年  藤吉 彩さん
九州国際大学付属高等学校  2年  荒巻 志織さん
九州国際大学付属高等学校  2年  星野 朱音さん
九州国際大学付属高等学校  2年  萩尾 千陽さん
九州国際大学付属高等学校  2年  眞名子 聖矢さん
九州国際大学付属高等学校  2年  武見 稔さん
九州国際大学付属高等学校  1年  田上 健太さん
九州国際大学付属高等学校  1年  出雲 滉大さん
九州国際大学付属高等学校  1年  山内 真衣さん
九州国際大学付属高等学校  1年  田中 佑典さん
九州国際大学付属高等学校  1年  松下 義明さん
九州国際大学付属高等学校  1年  中嶋 彩菜さん
九州国際大学付属高等学校  1年  出水 正浩さん
九州国際大学付属高等学校(一貫部)  3年  伊藤 愛梨さん
九州国際大学付属高等学校(一貫部)  3年  廣﨑 絵美さん
九州国際大学付属高等学校(一貫部)  2年  貝嶋 真夏さん
純真高等学校  3年  山下 莉奈さん
純真高等学校  3年  佐藤 那美さん
小倉高等学校  2年  山田 琴音さん
小倉工業高等学校  2年  宮川 佑さん
小倉商業高等学校  3年  吉田 愛樹さん
小倉商業高等学校  3年  渡邊 秀明さん
小倉商業高等学校  3年  岸本 彩瑛さん
小倉商業高等学校  3年  中田 達也さん
小倉商業高等学校  1年  亀田 美奈さん
小倉商業高等学校  1年  秦 将吏さん
小倉商業高等学校  1年  森岡 夏生さん
小倉商業高等学校  1年  義経 夏海さん
星琳高等学校  1年  泉 彩夏さん
星琳高等学校  1年  井戸 佳菜子さん
折尾愛真高等学校  3年  石田 浩太郎さん
折尾愛真高等学校  3年  亀井 瞳さん
折尾愛真高等学校  3年  西村 夏海さん
中間高等学校  1年  川原 実沙希さん
中間高等学校  1年  高山 滉平さん
中間高等学校  1年  河野 敏也さん
中間高等学校  1年  田口 優稀さん
田川科学技術高等学校  3年  松井 勇貴さん
八幡高等学校  1年  村岡 樹さん
美萩野女子高等学校  2年  本多 志帆さん
美萩野女子高等学校  2年  山本 理奈さん
美萩野女子高等学校  2年  塩満 あやさん

佐賀県
佐賀清和高等学校  1年  宮原 未穂希さん
鹿島実業高等学校  3年  田代 大貴さん

長崎県
壱岐高等学校  3年  小田 茜さん
壱岐高等学校  3年  酒井 紳一郎さん
壱岐高等学校  3年  小島 拓海さん
壱岐高等学校  3年  山内 勇人さん

大分県
高田高等学校  3年  新田 滉樹さん
森高等学校  3年  酒井 奨大さん
森高等学校  3年  若杉 杏奈さん
森高等学校  3年  佐藤 和樹さん
大分工業高等学校  2年  三浦 一馬さん
大分東明高等学校  2年  齊藤 幹ニさん
大分東明高等学校  2年  田中 雅子さん

熊本県
高森高等学校  3年  後藤 誠朗さん
高森高等学校  3年  安藤 龍哉さん
高森高等学校  3年  日髙 正親さん
鹿本高等学校  2年  上田 将平さん
鹿本高等学校  2年  田中 日香里さん
鹿本高等学校  2年  瀬口 裕也さん

鹿児島県
伊集院高等学校  2年  米倉 幸佑さん
伊集院高等学校  1年  大山 未夏さん
鹿児島実業高等学校  2年  宮本 佳昌さん
鹿児島実業高等学校  2年  猪鹿倉 彩花さん
樟南高等学校  3年  大山 亜由美さん
樟南高等学校  3年  東 美順さん
樟南高等学校  3年  岩下 加奈さん
樟南高等学校  2年  赤松 華鈴さん
樟南高等学校  2年  宮里 香帆さん
樟南高等学校  1年  井上 孝彌さん


講 評

日常生活の大切さを考える「家族」テーマの作品が目立つ
選考委員長
 九州国際大学 客員教授
 北九州市立文学館館長 佐木 隆三

4500人を超える高校生が一人ひとり、「私の未来」を語ってくれました。未来の自分の姿をしっかりと描き、目標に向かって努力している高校生の存在に勇気づけられました。
今回は、家族をキーワードにした作品が目立ちました。「普段通りの生活をしたい」と訴えた高校生もいました。死者・行方不明者が2万人を超える東日本大震災が発生、家族や仲間がいる幸せ、日常生活の大切さを考える人々が増えている世相を反映したのでしょうか。
DREAM大賞には、福岡市・沖学園高2年の中西健二君の作品を選びました。災害現場や事故現場に駆けつけ、命と向き合う救急救命士を目指すという中西君を審査員一同、頼もしく思いました。
今回、ちょっと残念だったのは「未来が分からない」と言う高校生がいたことです。社会が混沌(こんとん)とし、将来が不透明と言われる時代ですが、分からないからこそ、若者にはしっかりとした目標を立て、それぞれの夢に向かって、歩いていってもらいたいのです。