九州国際大学は、塾的精神にもとづいて、理論と実務の双方に明るい人材を送り出してきました。私たちの企業政策研究科は、この「塾的精神」と「理論と実務」をワンランク・アップして皆さんをお待ちしています。
2001(平成13)年に開設されて、この10年間で182名の修了生を社会に送り出しました。税理士の道を歩む者、教師になって今度は教育する立場になる者、国内外の有力企業に就職した留学生など、道はそれぞれ異なるものの、社会にとって有為な才能あふれる人たちばかりです。
大学院での研究は、経営政策と企業環境の二つの柱にそって行われます。企業経営にとって不可欠な会計や管理、マーケティングなど、実務に焦点を当てながら経営政策を研究し、さらにこれをマクロな視点から企業を取り巻く環境の研究を重ね合わせていきます。経済のグローバル化、外国為替や金融の変動など企業環境は大きなうねりとなって変化しています。研究科の名称になっている「企業政策研究」という領域は、この二つの柱をもって企業社会のトータルな研究を行うことを狙いにしています。
講義は昼夜開講制をとっており、昼間働いている社会人も勉強しやすいように夜間や土曜日にも授業を配置しています。実際、多くの社会人が学んできました。セメスター制をとっているので、それぞれの科目を半年で集中して勉強できますし、10月に入学して9月に卒業することもできます。
年齢もまちまち、若き留学生もいろいろ、多様な院生が膝つき合わせ双方向で机に向かう、これが企業政策研究科の教室風景です。こうして2年間、最後の締めくくりは修士論文の作成です。簡単ではありませんが、皆頑張って諦めません。指導教授の演習・研究指導は時に厳しく、時に番外の居酒屋で飲みながら、温かい人間関係の中で行われます。学ぶことの楽しさと充実感を味わう瞬間です。
企業政策研究科長 宮崎 昭
坂本 隆行 Takayuki Sakamoto
平成21年4月 企業政策研究科(マーケティング)入学
私が本大学院への入学を決意した理由は主に2つあります。
1.本大学を卒業後10年の節目にあたり、今までの社会経験を基により高度な専門知識の習得がしたい。
2.学部生の頃よりの夢であったビジネス系修士号を取得したい。
本大学院では 経営学・企業を取り巻く環境・財務 と多角的観点から企業を研究しており、又講義でも実際の企業を例に経営戦略やマーケティングを学び、ケースメソッドなディスカッションを展開していきます。この両面から本質的な意味での高度専門知識を身に付ける事ができます。
私はこれまで、中小企業・地場経済といった環境で仕事をして来ました。その現場のビジネス環境は正に修羅場であり、それは、所謂グローバル企業志向の経営学、合理的経済機能体としての企業論・経営論だけでは説明できない様々なケース、クエッショナリーの連続を意味します。
人間に焦点をあて生きた経営学・企業理論を研究できる本大学院は、私の様な経歴のビジネスマンのスキルアップにも大変有効だと思います。そして出会えた先生方や友人、毎日の学び舎での研究の日々は生涯忘れ得ない私の大切な宝物になると確信しています。
田中 和英 Kazuhide Tanaka
平成20年9月 企業政策研究科(マーケティング)修了
私は、企業で働きながら社会人学生として本学大学院に入学し、2年間の研究を終えることが出来ました。
社会人として少し落ち着いてきて自分のことを考える余裕が出来た時に、今よりも時間があったはずの学部生の時代に勉強してこなかったことへの反省と、それを踏まえて自分を向上させるきっかけが欲しかったためです。
たまたま見たパンフレット、全く縁のないはずの学校で出会った教授との縁。これらに導かれるように入学することを決めました。
もちろん全てが順調に進んだわけではなく、入学する前は仕事との両立が出来るか、久しぶりの講義について行けるか、人間関係は大丈夫だろうか...などの不安もありました。しかし実際には、教授や事務方の皆さまはカリキュラム編成などに十分な配慮をしていただいており、また社会人・留学生などと立場は違っても、論文を書き上げるという共通の目的に向かう仲間とともに互いに励まし合いながら学習し、私自身も仕事と研究を両立させながら、安心してしっかりと学ぶことができました。これは、先輩たちも同様だったようで、学校の理解があったためだと思います。
私にとっては修士論文の作成を終えることで大学院生としての生活は修了となり、元通りに普通の社会人に戻りましたが、ここで学んだことや一緒に学んだ仲間たちは自分の財産として残ることになります。
また、大学院を修了したからと学ぶことを終了させるのではなく、自分の学びたいという意欲がある限り研究を続けていけたら良いと思います。そして、九州国際大学ではそのきっかけや学習の場を提供してくれます。
私自身、ここを選んで良かったと思っていますので、どうしようかと考えているのであれば、まずは行動してみることも大事なのではないかと思います。
中村 靖郎 Yasuo Nakamura
平成20年4月 企業政策研究科(財務諸表)入学
私は、九州国際大学から九州国際大学大学院企業政策研究科へ進学しました。大学院に進学したのは税理士資格を取得するのに最適だと思ったからです。
大学院に入学する前は授業にちゃんとついていけるか、うまくコミュニケーションがとれるかという不安がありましたが、実際に入学してみると先生も他の院生の方も親切な方ばかりで、コミュニケーションに関しては全く問題がありませんでした。授業も社会人の方が多いためレベルが高く、ついていくのは本当に大変ですが、周りの方のフォローもあり充実した毎日を送っています。
また、これから修士論文などを作成していくのですが、大学院では、大学院生一人一人に学習ブースが備えられており、さらに学習ブースは先生の研究室と同じ棟にあるため、指導がうけやすい環境にあります。さらに図書館では膨大な蔵書や資料があり、必要な資料がない場合も他大学から取り寄せてもらうことができ、勉強するには最高の環境だと思います。
私自身、まだこの大学院の施設や環境を最大限に活用できていませんが、これからどんどん活用していき、修士論文に取り組んでいきたいと思います。そして、社会に出た時に役立つ知識・能力を身につけていきたいと思います。
東屋敷 克則 Katsunori Higashiyashiki
平成20年3月 企業政策研究科(経営財務)修了
九州国際大学大学院法学研究科進学
私にとって企業政策研究科に在籍した2年間は、これまでの学生生活では味わうことのなかった、学ぶことの楽しさ、研究していくことの奥深さを知る大変有意義なものとなりました。
私は、他大学を卒業後、社会人として実務経験を経て、専門職としての深い知識を習得しようと決意し、社会人学生として本学大学院に入学しました。当初は、久しぶりの学生生活への戸惑いや、仕事と研究との両立に不安がありました。しかし、学校側の社会人学生への配慮があり、また、私と同じように仕事と研究を両立させている先輩方や仲間がいることが心強く励みになりました。
この両立は決して簡単なものではありませんでした。しかし、実務を経験して大学院に進学したことで、講義内容や研究内容の理解が深まり、また専門知識の習得は実務に直結したものとなりました。
修士論文の作成においては、教授陣からの熱心で丁寧かつ細やかな指導を頂くことができ、また先輩方の貴重な助言もあり、仲間と議論し励まし合うことで、書き上げることができました。
苦楽を共にした仲間や先輩方との出会いは、会社勤めを続けているだけでは決して得ることのできなかった貴重な人脈であり、それぞれ事情や形は違えど専門職を目指す者として、私の人生において、大切な財産となりました。