法学部では毎年、2月になると、フレッシャーズ・ミーティングの協力学生が招集されます。春休みを通して、フレッシャーズ・ミーティングの準備を行うのです。協力学生の人気は高く、毎年選抜に苦労しています。
協力学生たちは2ヶ月間かけて、フレッシャーズ・ミーティングのプログラムづくり、冊子づくり、そしてアクティビティのファシリテーション技術を磨いていきます。協力学生たちは、「法学部のフレッシャーズ・ミーティングを成功させるのは自分たち次第だ」という高いモチベーションと責任感を持ち、春休みの多くの時間を使って、準備を行っています。
新入生のチーム作りのためには、まず自分たちのチーム作り。というわけで、毎年、春休みに、協力学生と、入門演習担当教員は、山口徳地青少年自然の家で研修を受けます。ここは本格的なProject Adventureの設備があるとともに、専門の研修員の指導が受けられます。学生たちは、自分たちの団結力を高めるとともに、ファシリテーションのノウハウをシャワーを浴びるように学んでいきます。
この研修は、3学部合同で行われます。大学職員も多く参加します。フレッシャーズ・ミーティングに立ち向かう学生の真摯な態度に心をうたれ、「学生を見る目が変わった」という職員もたくさんいます。この研修は、「我々大学の教職員は学生によって生かされているのだ」という認識を心から持つきっかけにもなるのです。
フレッシャーズ・ミーティングを経験した協力学生は、コミュニケーション・スキルやファシリテーション・スキルを大きく伸ばすだけではありません。「後輩や大学のために全力を尽くす」という「他者への奉仕」の心を自然に持つことで、人間的に大きく成長します。歴代の多くの協力学生は、就職後も職場での存在感は際立っているようです。我々は、こうした協力学生を誇りに思うとともに、彼らのような人材を一人でも多く育てていきたいと考えています。