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2008.11.29 Saturday

バングラデシュからの研修生がやってきた(2)

 JICAの青年研修事業で北九州に環境問題をテーマとして研修にやってきたバングラデシュの若手行政官の皆さん。最終日の11月5日に九国大に来られました。前回のエントリーでは、研修生の皆さんが2週間の研修で学んできたことを発表してくれた様子をご紹介しました。その続きです。

 予定よりも少し早めに終えたプログラムレポート発表会のあと、13人の研修生の皆さんが2つの部屋に分かれ、九国大の30名あまりの学生たちとともに、6〜7名程度のグループに別れて、ディスカッション/意見交換を行いました。学生たちから先ほどの発表会を受けての疑問点や質問を中心に、バングラデシュの人たちの環境問題に対する見方・考え方や現在行っている具体的な取り組みについて通訳ボランティアの人たちの助けを借りながら話し合いました。

th_DSC0001.jpg 九国大にやってきている留学生たちの自国での状況も共有されたりなど、話は日本とバングラデシュの2国間だけに留まらず、様々な国や地域に関する話も出たグループもありました。前回のエントリーでも書きましたが、日本の環境問題への取り組みといっても、必ずしも私たちがすべてを把握しているわけではありません。逆に北九州での取り組みについて研修を通して学んだ研修生の方から教えられる部分もあり、不思議な感覚を持ったという学生もいましたね。

th_DSC0002.jpg もちろん、環境問題に留まらずバングラデシュの人たちの生活や言葉についてなど、本を読んだり授業を聞いたりする以上に学べたこともたくさんあったでしょう。約1時間程度のディスカッションはあっという間に過ぎていきました。余りに内容が多岐にわたり、片方の部屋でファシリテーターを務めた僕もなかなか興味深かったです。

th_DSC0003.jpg その後は場所を移して、研修の閉講式が行われました。修了証を一人ずつ壇上で受け取る様子には、会場から暖かい万雷の拍手が送られました。

th_DSC0004.jpg 万国共通だなぁと思ったのは、修了証を受け取るときに一人ひとり受け取った瞬間を写真に収めようと受け取った瞬間をお互いに撮りあっているところ。昨年の本学部の卒業式後に一人ひとり渡される授与式のときにも同じような風景に出会いました。大切な瞬間はやはり残しておきたいもの。少しほのぼのしたひとときでした。

th_DSC0005.jpg まだまだ続きます。終了式後は場所を移して「ウェルフェア・パーティー」が開かれました。本学部の学生有志が1ヶ月程度かけて広報から内容、食事など何から何まで用意アテンドして行われたパーティーは日本滞在残りわずかな研修生の皆さんにも楽しんでもらえた時間だったのではないかと思います。

th_DSC0006.jpg 素敵な日本舞踊や勇壮な和太鼓など日本文化をまっすぐに堪能してもらい、また2人羽織などのゲームを通じてお互いに交流したり。最後には研修生のひとりから「お礼に」と、ノーベル文学賞も受賞し、バングラデシュの国花の作詞作曲もしているラビンドラナート・タゴール氏による歌曲を笛で演奏してくださり、お互いの今後を祝福しました。

th_DSC0007.jpg お昼から夜までさまざまな形で研修生の皆さんと有意義な時間を過ごすことができました。ほぼ休みなく研修を行ってきた彼らにとっては最後まで忙しい1日だったかもしれません。しかし、少しでも楽しい思い出として、また研修を改めて振り返る時間となっていればいいと思います。また九国大の学生の皆さんにとっても楽しみ、また学びの深い時間となったことでしょう。

 研修生の皆さん、是非また日本に、北九州に、九国大に機会があればお越しください。自国に帰って研修が活かされた素敵な環境への取り組みがなされるだろうこと、期待しています。また青年研修事業の一部として九国大に貴重な場所を共に作ってくださった青年海外協力協会北九州支部の皆さん、そしてJICA九州の皆さんに心から感謝します。またこうした意義ある、そして楽しい時間が作れることを楽しみにしています。あ、あと面白いパーティーを作ってくれた学生有志の皆さん、お疲れさま!






投稿者:教員 | 2008.11.29 00:56 に投稿しました。

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