私たちの常識は、世界のそれにあらず。
逆に、私たちの非常識も、世界のそれにあらず。
常識を「正常」、非常識を「異常」と考える"愚"については、「はんかくさい(21)、(22)」で指摘したとおりですから、ここは慎重に!
それにしても、そんなバカな、です。日本経済新聞社の記者達による海外異聞のファイルが公表されています。まずは、お隣の韓国の話。
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「キムチはもちろん、卵焼きやイカの塩辛、漬物、ワカメスープ――。韓国の食堂で席に座ると、注文もしないうちから小皿が続々とテーブルに運ばれてくる。これは『パンチャン』と呼ばれるおまけのおかず。メーン料理を1品頼めば、すべて無料だ」(日本経済新聞社編『ところ変われば―日本人の知らない世界の常識』日経ビジネス人文庫、2010年、14ページ)。
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本当ですか、10月初め、釜山に行きますので確かめてきます、「パンチャン」なるもの。
ところで、45年ほど前、日本でも飲まれたホット・コーラ(・・・まずかった!)、香港では風邪薬と言います。
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「体を温める『蛇スープ』は冬の食卓の定番だ。こんな香港市民の間で、風邪の"特効薬"と信じられている飲み物がある。『熱可楽(ホットコーラ)』だ。・・・・・(略)・・・・・作り方は簡単だ。鍋でコーラを沸騰させ、レモンの輪切りを5、6枚浮かべれば完成。ショウガの搾り汁を加えると、さらに効果的という」(38ページ)。
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しかし、温かい香港でも風邪が流行るのですね、こちらの方が意外でした。
意外続きで、スイスです。
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「家庭に流れてくる電気が何から作られるか。日本ではあまり意識しないが、スイスでは消費者がそれを意識するだけではなく、電源を選べる。電力を供給するジュネーブ産業公社は2002年6月、各家庭が水力、火力などの電源を自由に選ぶ仕組みをスイスで初めて導入した。今ではチューリッヒやベルンなど各州に広がりつつある」(120ページ)。
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スイスの消費者は、外国産の安いチーズではなく、割高ですが無農薬の国産チーズを買い求めるといいます。電力も、原子力を選ぶ消費者はゼロなんだそうです。永世中立国というスイス、それは単なる政治的スタンスではなく、文化としても定着しているのでしょうね。
でも、あーそうか、国によって違うんだ、で済まされないこともあります。位取りの話です。
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「数字を表記する際、日本では3ケタごとの位取りにコンマを、小数点にはピリオドを使う。しかしドイツでは位取りはピリオド、小数点はコンマだ。例えば株価指数などの「1,234.56」は「1.234,56」となる。フランスなども同様だ」(178ページ)。
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これは面倒くさいです。日本の日常生活では支障はないと思いますが・・・・・。
こうなると、グローバル統一規格ということが基準にならねばならない、と言うことになりそうです。
でも、「そんなバカな」という文化、習慣を持った人々がここにいること、なんかホッとします。
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