「看護学部設置・運営に関する包括連携協定書」締結のお知らせ

 学校法人九州国際大学は、2025年(令和7年)1月23日に、公益社団法人北九州市八幡医師会と「看護学部設置・運営に関する包括連携協定書」を締結しました。

 この協定書は、九州国際大学と北九州市八幡医師会とが、包括的な連携のもと、それぞれの人的・知的資源、機能、施設設備等の活用を図りながら、看護職養成に係る教育・研究について交流・連携を推進し、地域社会の発展に寄与することを目的としています。協定書の調印式には、北九州市の武藤朋美保健福祉局長にも立ち会っていただきました。

 今後、九州国際大学は、この包括連携協定の趣旨を生かし、北九州市八幡医師会と連携を図りながら、2028年(令和10年)4月に看護学部を設置する計画で文部科学省への設置認可申請手続を進めてまいります。

 地域医療においては、科学技術の進展により医療の高度化・複雑化が進む中、これらを支える高度な医療知識や医療技術を持った看護師を必要としており、入院医療から在宅医療・介護サービスまでそれぞれの機能を理解し、多職種と連携して地域の医療課題に取り組むことのできる看護師を養成することが急務となっています。

 九州国際大学は、このような高度な看護実践能力を備えた、地域看護を牽引できる看護師の養成に努めるとともに、人口減少・高齢化が進む北九州市において、若者の進学先・就職先等、進路の選択肢を拡大することで、北九州市に在住する若者の流出抑止にもつなげたいと考えます。

 なお、新看護学部は、現時点では、入学定員80人・収容定員320人を想定しています。

 看護学部の設置構想に関し、今後さらに具体的なことが決まりましたら、大学のホームページで随時お知らせします。皆様のご支援をたまわりますようお願い申し上げます。