就活=恋愛ゲーム!

面接官をいかに笑わせられるか、
どうやって攻略するか練る、めっちゃ難しいゲーム。
就活=恋愛ゲームと思ってやってました!
金澤 灯里さん
内定先:社会医療法人北九州病院
(総合職)
2人に初めて会ったのはインターンシップの講義でしたが、なぜ履修しようと思ったんですか?
中本さん 自分で応募して参加するのは多分できないから(笑)それなら最初から学校がマッチングをしてくれて確実にインターンシップに行けるっていう確証がある状態に身を置きたかったです(笑)
金澤さん 自分で一歩踏み出すのって怖いじゃないですか(笑)学校推薦だったら色んな先生に支援してもらえるし、踏み出しやすい。ハードルが少し下がる気がします。
中本さん 自己PRとか添削してもらえるし。1人でやってたら多分自己満で出してた。書く時のコツとかも結局その後の就活に繋がったよね。
金澤さん あれでめっちゃできたよね。私ほぼあれ使ったもん(笑)講義の基盤で全部応用できました。
インターンシップ、行って良かった?
金澤さん 絶対行って良かった。年上の上の人の話を聞けるのと、どういう働き方をしてるとか、何がモチベになってるとか、生の声を知れるから。私はちょっと違うなって思ったけど、話を聞いて業界に興味が湧けばそこに絞ればいいし、現場を知れるという点に関しては絶対に行って良かったと思います。
中本さん 同意見の部分もあるんですけど、私は振り返ってみるとコミュニケーションは積極的に取れていなかったから、どちらかというと反省の方が大きいです。どちらかというと受身、第三者目線で参加して、合う合わないを勝手に判断してたから、もっと自分から「何かやることありますか」とか動いて、情報を掴みに行けばよかったなって。でも、それがあったからこそたくさん説明会を聞いたり、面接や先輩社員と話す機会があるときに、自分から話せるようにという意識の切り替えができました。就活が早まってるというのはよく聞くけど、やっぱり体験しないと実感がわかない。インターンシップに行くと就活が始まったっていう気持ちが湧くから、「合う合わないを見つける」というよりは、「自分自身に何が足りないのかを知って、意識の切り替えができた」という点では、行って良かったに同意見です。こういう働き方がしたいと明確になったのもインターンシップに行ったからです。
就活で苦労したことは?
中本さん 言語化。自分の考えとか伝えたい事が上手く言葉にならないんです。喋るのは好きだから永遠と喋れるけど、面接だと時間が決まってて、面接官も聞かないといけないことがあって。限られた時間の中で自分の想いを伝えるには端的に伝えないといけないんだけど難しくて(笑)ノックの回数とかよりも「この言葉で自分の気持ち伝わってる?」が分からなくてずっとモヤモヤしてました。
金澤さん 私は自己分析です。内定貰っても「本当にこの人と結婚していいのか」みたいな気持ちに陥るんです(笑)先輩とかみんな、「自己分析やばい」ってよく言ってるじゃないですか。私は「そんなん自分研究すればいいやん」って軽く捉えてたけど、実際蓋開けてみたら「ここでいいんかな」って不安になるし、自分に合ってるかってモヤモヤ考えるし、やっぱり自己分析完璧にできてなかったのかなって思うから、一番難しかったのは自己分析じゃないかな。
金澤さんはどうやって自己分析したの?

金澤さん なんでも相談コーナーを使いました!自分じゃ何をどうしたらいいのか、初歩的なことから全然わからなかったから。なんでも相談に行けば、一から全部質問してくれるんですよ。そこから「あなたはこういう人なのね」ってリスト化してくれるから客観的に見れるんです。個人的にはネガティブ思考だと思ってたんですけど、なんでも相談では「明るいしコミュニケーションもめっちゃとれるやん」って言われて(笑)そういう評価をしてくれる人もいるんだって自信も持てたし、それがモチベになったので、一人でグルグル考えるよりも、なんでも相談を使うのが良いなって思いました!
中本さんはどうやって言語化の練習をしたの?
中本さん 軽く作成した文章に自分で「なんで?」と繰り返し突っ込んで、全部ノートに書き出していました。というのも、「志望動機を教えてください」の答えを用意していて、「何でこの会社を選んでくれたの?」とか、意味合いは一緒だけど違う聞かれ方をした時に頭が真っ白になるのが怖くて。「絶対これだけは言いたい」という基盤を作って、それに関するエピソード、根拠を自分の中に落とし込めていれば、どんな状況、質問でも答えられるはずだから、文章を丸暗記するという練習はしていません。聞かれなかったら良かったねで終わるけど、聞かれたときに用意してなかったら絶対焦るから、一つの質問に対して5回は深堀りする。準備するに越したことはないから。
金澤さん めっちゃノートに書いてたよね(笑)ちょっと引いたもん(笑)こんな書く?って(笑)
後輩に伝えたい事は?
中本さん 〝気楽にやっていいよ。割と周りに敵いないよ〟です。最初は、就活怖い、がっつり動かないと内定なんて貰えないって思ってたけど、私は短距離全力ダッシュよりも長距離を歩いて、なんなら少し立ち止まって、内定が出るまで不安は付きまとってたけど、結局何とかなった(笑)4年生になってからやり始めて「あ、やりたかったのに求人がない」って子を見てきたから、早くするに越したことはないけど、急いで決めた後に後悔したら意味ないし。ただ、一人じゃどうにもならないよ。っていうのも伝えたいです。頼るものがキャリア支援室なのか外部なのかは別として、ちょっとでも頭に「?」が浮かんだときは、すぐに大人の力を借りた方が良いです。それがどんな時期でも、就職先を決断する時の満足度はかなり違うと思う。あとはネットの情報を鵜呑みにしないこと。「説明会を受ける会社数」「面接に進む会社は何社が平均」「逆質問はこれを聞け!」いろんな情報が溢れてるけど、私の場合はその情報とはかけ離れた就活をしてました。私と金澤さんでも全く違うんだから、平均通りなはずがない。参考程度に留めておける人は見てもいいと思うけど、鵜呑みにしちゃう人、視野が狭くなってしまう人はもう見ない方が良い(笑)私はそういう時期だったからどうしても流れてきてはいたんですけど、非表示にしてました。
金澤さん 言い方は悪いんですけど、「利用できるものは利用した方が良い」です(笑)なんでも相談とかキャリア支援室とか、使ってみないと分からないことっていっぱいあったし。自分の力じゃどうにもならないことを一人でずっと考えて足踏みしててても絶対前に進まないから、使えるものは全部使った方が良いです。
中本さん あといろんな経験してた方が良い。学校行事とか。何か一つ自分が誇れるものをつくっておくのは絶対強みになります。アルバイトとかボランティアじゃなくてもいいから、一年生からゼミに入れる九国の強みを活かして、ゼミを誰よりも真面目にやるとか。活動が活発なゼミに入るとか。就活のネタって割と普通の生活の中にあるから。
金澤さん それが見つけられない人はキャリア支援室を頼ってください!(笑)キャリア支援室は絶対巻き込んだ方が良い!(笑)実際使ってみたらまじで心強かったです!相談相手にもなってもらったし、履歴書の書き方も教えてもらったし、モチベーションも上がったし、まじでメンタルサポートです。キャリア支援室の皆さん、ありがとうございますっていうのを最後に伝えたいですね!(笑)
