国際大学間の未来ネットワークの設立と国際大学フォーラムの開催について


このたび、九州国際大学は、「国際大学間の未来ネットワーク」(Consortium for International University Networking(CoIN))設立発起校の一校となりました。この「国際大学間の未来ネットワーク」とは、「国際大学」の名前をもつ大学が、国際大学を取り巻く教育環境等の課題を共有しながら、解決のための取り組みで連携し、国際大学としてのブランドを高めていく目的で設立されたものです。発起校の中心は、城西国際大学です。発起校としては、本学のほかに、関西国際大学、長崎国際大学となっています。

 

さて、去る12月5日(木)15時から、城西国際大学の紀尾井町キャンパス(東京)で、「国際大学間の未来ネットワーク」のイベントである「第1回国際大学フォーラム」がTHE JAPAN TIMES、毎日新聞社の後援のもと開催されました。テーマは、「国際大学のこれから―教育研究・災害・留学生 多様な連携・協働の可能性について―」です。内容は、特別講演と大学講演に分かれ、特別講演では世界における国際大学の歴史やSDGsの実現に向けてのグローバル人材の育成とその有用性についての話がなされ、大学講演では国際大学の連携の意義や、現在大学に求められている教育の質保証の観点からの大学間連携についての話がなされました。

以上、今回のフォーラムでは、国際大学の存在意義と、国際大学間連携の重要性が再確認されました。

今後、「国際大学間の未来ネットワーク」では、日本各地にある「国際大学」の名前をつけた大学に連携を呼びかけていく予定です。

なお、このフォーラムに先立ち、12月5日(木)の13時から15時まで、発起校の学長会議が開催され、「国際大学間の未来ネットワーク」の会則承認、会長(城西国際大学)、副会長(関西 国際大学)の選出等が行われました。