1年次からのゼミ教育
年次ごとに目的を定め確実な成長を促す
- 1年ゼミ(入門セミナー1・2)
- 専門教育科目を学ぶ準備として、社会問題についての調査を行い、全ゼミ対抗のプレゼン大会を実施。 就職活動や社会で重要となる、限られた時間で要点を簡潔・的確に伝える力を1年次から時間をかけて鍛えます。
- 2年ゼミ(法律学基礎セミナー1・2)
- 法律や政治に関する普遍的かつ重要なテーマを学びます。資料読解 → レジュメ作成 → 論点設定 → ディスカッション → レポート作成という「学びの循環」を繰り返して、法学的なものの見方の素地をつくります。
- 3・4年ゼミ(専門演習A・B)
- 法律や政治の各分野をより専門的・発展的に学びます。少人数ゼミで教員や仲間と議論しながら、現実社会の問題について様々な観点から検討。より実践的な力、深い思考力、幅広い視点を身につけます。
学生の特性に合わせた少人数教育による指導で
社会人に必要な力を修得
法律を学ぶことによって身につく「論理的思考力」と「課題解決力」。今、社会で求められるジェネラリスト(いろいろな仕事をこなせる人)は、この2つの能力に優れています。専門科目ではゼミをはじめ、講義科目でも少人数教育を展開。 教員や仲間との活発な対話や意見交換をすることで、社会人に必要なスキルを身につけることができます。
さらに専門性を高めたい学生に向けて
2つのコースを用意
法律学科では、警察官・消防士・市役所職員などの公務員をめざす学生には「リスクマネジメントコース」、民間企業への就職や起業をめざす学生のために「キャリアコース」を設けています。両コースともに、将来に向けて2年次から、より実践的で体験的な学びを通じて、毎年多くの学生が希望する進路を実現しています。 また、それぞれのコースは希望する将来に応じた+αの選択肢となっており、コースに所属しないという選択も可能です。
北九州消防局による上級救命講習
法学専門教育だけでなく
地域連携教育・国際感覚を養う科目も配置
各ゼミで、自治体や地域の団体などと連携したイベントの企画・運営など、 法学の専門教育だけでなく、地域に寄り添った様々な学びと出会う機会が豊富にあります。また、「国際法」や「国際政治学」など、国際的な課題に対応する専門的な科目のほか、希望者は海外実習科目も受講可能です。 法律学科でも、 「異文化理解」や「国際感覚」 を身につけることができます。
韓国・釜山で地域課題を実践的に学ぶ花松ゼミ
学生一人ひとりの将来を見据えた
実践的なキャリア教育
法的な思考能力の修得とともに、実社会で必要な 「社会人基礎力」 を育てる様々な学びを展開しています。1年次から開講される準必修科目「キャリア・チュートリアル」では、 教員との定期的面談による進路指導、5分間スピーチ、4年次内定者・合格者との座談会などを通じて、 卒業後のキャリアビジョンを形成することが可能です。 また、地域・行政・企業と連携したフィールドワークや、イベント企画運営などの体験を通じて学ぶ機会も多く、自分の希望する将来に近づくための実践的な経験を積むことができます。
公務員・法律資格取得に向けた
充実したサポート体制
「スーパー公務員養成プログラム」では、 カリキュラム内に筆記試験対策科目が用意されているほか、プログラム教員から自己分析・面接の対策指導、学習方法のアドバイスが受けられるサポート体制が整っています。 また、宅建士、行政書士、社労士などの資格取得をサポートし、就活の可能性を広げる「法律資格試験支援プログラム」も用意されています。
主な就職実績(2022~2024年度 / 一部抜粋)
- 岩井コスモ証券株式会社
- 北九州商工会議所
- 九州労働金庫
- 社会医療法人北九州病院
- 北九州農業協同組合(JA北九)
- 生活協同組合コープやまぐち
- セキスイハイム九州株式会社
- 株式会社タカギ
- 株式会社西日本シティ銀行
- 日本製鉄株式会社
- 日本郵便株式会社
- 福岡ひびき信用金庫
- 株式会社三井ハイテック
- 株式会社安川メカトレッ
- 吉川工業株式会社
- 国家一般職
- 福岡高等裁判所
- 北海道庁
- 北九州市役所
- 中津市役所
- 島原市役所
- 警視庁
- 福岡県警察本部
- 大分県警察本部
- 長崎県警察本部
- 沖縄県警察本部
- 東京消防庁
- 北九州市消防局
- 那覇市消防局
- 山口市消防本部 など
卒業生メッセージ
鈴川 真司さん
法学部 法律学科 リスクマネジメントコース 2025年卒業
(福岡県 青豊高等学校出身)
福岡県警察 採用
警察官になる心構えができた。
警察官になりたいと考えていたので、必要な法律について学ぶことができる法律学科へ。3・4年次のゼミ活動では、防犯意識を高める活動として、小学生と一緒に地域安全マップを作成しました。この取り組みは就職活動のアピールポイントになりましたし、警察官試験の小論文のテーマも防犯についてだったのでとても役立ちました。法律学科での学びと経験を活かして、市民に寄り添えるような警察官になりたいと思います。