2024年8月17日‐18日本学KIUホール、2号館にて「第27回戦争遺跡保存全国シンポジウム北九州やはた大会」が開催され、戦争遺跡や戦争の記憶・記録の保存・研究・発信などにかかわる方々や市民のみなさんなど両日合わせ350名(主催者発表)に参加いただきました。
17日の全体会では、2・3年三輪ゼミが「地域報告」として『私たちが継承すべき北九州・八幡の戦争の記憶~平和に架ける想いと若者の意識~』と題した報告を行いました。
地域経済学科1年~3年の学生及びゼミ担当の先生方、九州国際大学付属高校のみなさまにご協力いただきました「戦争遺跡に関するアンケート調査」や行橋市や、下関市にある戦争遺跡のフィールドワーク、聞き書きボランティア『平野塾』や北九州市平和のまちミュージアムへのヒアリング調査などをもとにした本報告は、全国からお越しになった来場者からも高い評価をいただきました。
また、大会運営には、4年のゼミ生が卒業研究のプロジェクトとして携わり、来校者向けのマップの作成や来場者のアテンド、分科会進行補助などの役割を遂行しました。
以下は、参加した学生の感想です。
この1ヶ月戦争や戦争遺跡について調査しました。若者の戦争遺跡に対する考えや語り継ごうとされている方々の想いを知ることが出来ました。戦争の歴史や遺跡は貴重な地域資源であり、未来に繋ぐべきものだと改めて感じました。【谷口 和香(2年)】
この大会には、離れた地域からの参加者も多く、交流の場として非常に有意義な活動でした。情報交換や議論を進める場を設ける重要性や、運営側としての展望について学ぶことができ、貴重な体験を得ました。
【大隈 晴稀(4年)】
三輪 仁(現代ビジネス学部教授)