橘祭初日(11/23)で賑わうキャンパス内の大学図書館ラーニングコモンズでは、移動芸術学校 in 九州国際大学(2024)と銘打った歌舞伎イベントが行われました。
イベントは歌舞伎俳優の市川福太郎先生をお招きして、歌舞伎の歴史から始まり、立役・女形の所作や見得など歌舞伎独特の動きの理由について解説にあわせて、所作も披露していただきました。歌舞伎俳優の動きを強調したり、音で場面を盛り上げるツケ打ちの体験も行われ、図書館という普段は静寂が包む空間において、福太郎先生の見得に参加者全員でツケ打ちを合わせた際には大いに盛り上がりました。
また、前日(11/22)の九州国際大学付属中学校において、中学生を対象にしたイベントも行われ、そちらも大盛況のうちに幕を下ろしました。イベントにご協力いただいた関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
上記イベントは現代ビジネス学部地域経済学科・山本ゼミ3年の池田悠太さん、井町樹里人さん、上田唯斗さん、藤吉遼太郎さんの4名が、一般社団法人日本伝統文化未来機構の方とコラボして企画運営しました。
その中で北九州市と財団法人北九州市芸術文化振興財団にも後援いただいており、それら申請のため彼らが各所へ企画内容の説明に伺うことも含めた入念な事前準備を経て、イベントを大成功に導きました。教室では学べない経験の数々は、今後の就活や社会人になってからも活きることでしょう。
【記事:山本雄三(現代ビジネス学部 教員)】