令和6年度、九州国際大学の学長裁量経費に採択された桒畑ゼミ「救国(九国)狩猟隊」。本ゼミでは、「地域課題解決型プロジェクト」として、長年にわたり鳥獣被害に悩まされている地域の課題に取り組んでいます。
桒畑ゼミの学生たちは、実際にわな猟の免許を取得し、猟友会の皆さまの協力を得てイノシシ被害の対策に乗り出しました。猟友会の高齢化が進むにつれ、年間の被害件数も比例して増加。地域の皆さまと共に持続可能な解決策を模索する取り組みとなりました。
今回、捕獲に成功したイノシシのジビエ(野生獣の肉)を食し、さらには他大学の協力を得てジビエカレーへと加工。これは単に狩猟を行うだけでなく、地域資源の活用と食文化の継承にもつながる重要な取り組みとなるでしょう。
このプロジェクトは、北九州市Z世代課や八幡東区役所の支援を受けながら進められ、令和7年2月8日(土)にはレインボープラザにて発表会が開催されました。発表会では、これまでの活動内容が紹介され、各種メディアにも取り上げられるなど、多くの関心を集めました。
今後も桒畑ゼミでは、地域と協力しながら持続可能な鳥獣被害対策を進め、社会に貢献する活動を続けていきます。
下記からご覧ください。
〇2025年2月8日(土)福岡TNCニュース:https://news.tnc.co.jp/news/articles/NID2025020824323
〇2025年2月9日(日)読売新聞:https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250209-OYTNT50035/