法学部3年花松ゼミが、北九州市八幡東区槻田二区で町内会長の方々とワークショップを行いました。八幡東区役所が主導する「コミュニティデザインプロジェクト」の一環で、町内会や自治区会の人と人との「つながり」を再構築するイベント企画を考えるものです。
槻田第二地区は一昨年度から花松ゼミで関わらせていただいており、昨年は子育て世代を対象としたイベントを行ったり、ワークショップを行ってきました。今年は区内の町内会長の方々と合同で5月末の地域イベントの企画運営を行うことを計画しています。
現在の町内会長は高齢の方が多く、互いに「つながり」をもつ機会が減っていることが懸念されています。そこで学生が地域に入り、新しいアイデアでイベントを企画することを地域のつながりを再構築する狙いがあります。町内会長の方々と学生のディスカッションはなぜか(?)大いに盛り上がり、地域謎解きクイズ、神社の御朱印キャラクターづくり、スマホ教室、名店名所ガイドブックづくり、タイムカプセルづくり、など、たくさんのアイデアが出されました。
花松ゼミでは「地域の持続可能性」について学んでいます。北九州市内の地域コミュニティが持続するために必要な条件を探るため、教室で本を読むだけでなく、地域の現場に出かけて、様々な実践を行いながら地域の未来を考えていきます。
ゼミ初回の翌日でしたが、ワークショップ実施でメンバー同士もすっかり打ち解けて、良いスタートが切れました。5月末のイベント企画に向けてゴールデンウィーク明けから準備が本格化しそうです。
作成者 花松 泰倫(法学部教授)