[法学部]このゼミで学ぶ!菅尾ゼミ編(民法)


Q.菅尾ゼミではどんなことが学べますか?

A.民法について学ぶゼミです。

世の中で起こっている民法関係の問題を検討するために、実際の判決を用いて学びます。たとえば、サッカーの接触プレーで負傷した選手が相手選手を訴えた事件、プロ野球観戦中にファウルボールで負傷した観客が球団を訴えた事件、鉄道事故に遭った認知症高齢者の遺族に対して鉄道会社が訴えた事件、暴力団構成員の不法行為について組長の責任を問う事件など、身近だけど意外だったり、社会的に大きな意義を持つ多彩な題材を扱っています。

Q.菅尾ゼミの特徴や授業の進めかたを教えてください。

A.民法関係の判例読解を中心に行います。

最初に簡単な解説をしてから、個人で判例読解をします。判例読解をサポートするために、ワークシートを用意しています。これに沿って判例の内容を整理することで、当事者の主張や裁判所の判断を正確に理解できるようにしています。

その後には、小グループに分かれて話し合う、グループワークを行います。これにより、個人では分からなかった部分を学ぶことができ、分かっている人も他の人に説明することでさらに理解が深まります。グループワークをする小グループは毎回ランダムに組むので、様々なメンバーと交流しつつ、協働力を伸ばすことができます。

 

Q.菅尾ゼミはどんな学生におすすめですか?

A.身近な問題を法的観点から考えたい人や実際の判決を通じて世の中のことを学びたい人に向いています。

民法は普段の生活に密接に関わる法律なのですが、意外と知られていない内容も多いです。「え!?そうだったんだ!」と気づきの連続、間違いなし。学びと発見を楽しみたい人におすすめです。

 

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作成者 菅尾 暁(法学部教授)