2025年8月1~3日の三日間、九州国際大学で「こども防災教室」を実施しました。
このイベントは、親子で防災について学びながら、正しく災害に備える力を身につけるプログラムです。
これまで九州国際大学では、幼稚園児や小学生を対象にした防災啓発活動を行ってきました。でも、大人にとって大切な存在であるこどもたちは、災害の知識がまだまだ不十分。だからこそ、親子で参加することが必要なのです。
「こども防災教室」では、親子で一緒に参加し、過去に起きた地震や洪水の事例をもとに、防災アクティビティにチャレンジ。教室の中で災害時を想定しながら、頭で考え行動することで防災力を身につけるのがポイント。
講師を務めるのは、九州国際大学現代ビジネス学部の村上教授と村岡准教授。
特に村岡准教授は、土木工学をベースにしたリスクマネジメントのスペシャリストで、岐阜県の防災・減災センターでの研究経験もあり、本格的な防災の知識をわかりやすく教えてくれました。
さらに、北九州市危機管理室からも4名の職員が視察に訪れるなど、地域全体からも注目されるイベントとなりました。
ワークショップでは、災害時を想定したクイズの出題や災害時に身を守るアイテム紹介など、こども受講生にも分かりやすく講座を展開しました。
災害はいつ起こるかわからないからこそ、こどものうちからしっかり備えることが大切。この防災教室をきっかけに、家庭での防災意識がもっと広がっていくといいですね。
【記事:日浦(地域連携C事務室)】