平野市民センターでの戦後80年企画展「地域づくりコース」
8月1日平野市民センターにて、聞き書きボランティア『平野塾』による、戦後80年企画展がはじまり、同日午前に開会イベントが行われました。
三輪ゼミは平野塾の発足時より様々な形で関わらせていただいております。
今回の展示では、過去の活動を振り返るものとして、10年前の経済学部三輪ゼミの学生が手掛けた襲戦災マップ』に紹介された場所を、現在の三輪ゼミ生が再訪しショート動画を作成しました。戦災マップとともに、ショート動画にリンクしたQRコードを掲載した展示物を用意しました。
また、昨年度本学地域経済学科1~3年生、付属高校2年生(いずれも当時)の皆さんに協力いただいた『平和学習と北九州の戦争遺跡に関する意識調査』の結果も展示しております。
平野市民センター本館で8月31日まで(日曜休館)。
今回動画編集や開会イベントでの説明を行った学生の感想です。
動画作成や展示会に参加して、 改めて戦争について、知らないことが多いと感じ ました。これまで、授業やゼミ活動を通じて、八幡大空襲について学んできたつもりでしたが、展示物を見て、新たに知ることも沢山ありました。大学で学ぶ機会がなければ、詳しく知ることもなく、聞いてもどこか他人事のように感じていたと思います。なので、戦後80年という節目の年に、今回のような貴重な経験ができて良かったなと感じました。
八幡大空襲から80年目を迎える8月8日には、小伊藤山公園での慰霊祭(9:00~10:00)、響ホールでの『八幡大空襲から80年~対話でつなぐ平和~』(13:30~16:15)が催されます。両式典には当ゼミ生も様々な役割でかかわる予定です。興味ご関心のある方はぜひお越しください。
【現代ビジネス学部 教授 三輪 仁】