[連携協定] 八幡東区との「包括連携協定」締結式が開催されました!~地域と大学の新たな未来を創造~


令和7年9月17日(水)、九州国際大学の1号館大会議室で、八幡東区役所、八幡東区自治総連合会、八幡東区まちづくり協議会連合会、そして九国大が「包括連携協定」を結びました。

この協定の目的は、地域の課題に向き合いながら、学生が実践的に学べるフィールドを広げていくこと。八幡東区は高齢化率が高く、人口減少が進む「課題先進地」と呼ばれるエリア。そんな現状を前向きに変えていくために、大学と地域、行政が力を合わせて取り組みをスタートさせます。

これまでも九国大の学生は槻田、大蔵、中央、八幡駅前などでフィールドワークやボランティアを行ってきました。
今年度からは地域連携センターが大学内に移転し、地域とさらに深くつながれるようになったことで、活動の可能性はますます広がっています。締結式では、喜洲八幡東区長が「地域振興」「地域福祉」「災害対策と安全・安心」「区政情報の発信・PR」「行事・観光資源」の5つを柱に、九国大生が小中学生との交流や学生消防団、防災ワークショップ、福祉ボランティアなどに挑戦していくことを紹介。
武内市長からはお祝いのビデオメッセージが寄せられました。

学生たちの発表も盛り上がりを見せ、法学部花松ゼミは「行政と住民をつなぐかけ橋に」、姜ゼミは「地域防犯活動」、現代ビジネス学部桒畑ゼミは「八幡を舞台にした挑戦」、三輪ゼミは「けやきマルシェや戦争の記憶の継承」と、それぞれのテーマで地域と関わる実践を披露。リアルな地域課題に挑み、自分たちの力で答えを探そうとする姿に、大きな可能性を感じました。

この協定をきっかけに、もっと多くの学生が地域でチャレンジする姿が見られるはず。これからの九国大生の活躍に、ぜひ注目してください!

【記事:日浦英樹(地域連携センター事務室)】