2025年11月29日（土）、九州国際大学学園祭（橘祭）に合わせて、恒例行事である「第8回KIUプレゼンバトル」が開催されました。
本大会は、一般的なプレゼンテーションコンテストとは異なり、ゼミナールでの研究成果や活動報告にとどまらず、個人の趣味・関心、日常の気づき、さらには社会課題に対する独自の視点など、多様なテーマで自由に発表できる“お祭り”イベントです。今年も、合気道の精神性の紹介や、SDGsの観点からオーバーツーリズム緩和策を提案する発表など、幅広いテーマが揃い、会場は大いに盛り上がりました。
最優秀賞には、現代ビジネス学部地域経済学科3年の谷口 和香さんが選ばれました。テーマは「私たちが継承すべき北九州・八幡の戦争の記憶～平和に架ける想いと若者の意識～」。八幡周辺に残る戦争遺産の調査に携わる中で感じた、戦争の記憶を語り継ぐことの重要性や平和の尊さを力強く訴える内容で、戦後80年という節目にふさわしい、深い感動を呼ぶプレゼンテーションとなりました。
最優秀賞・谷口和香さんのコメント「この度は受賞することができ、大変嬉しく思います。皆さんの発表を聞き、発表の仕方や物事の考え方など、学ぶことばかりでした。私が所属しているゼミでは、戦争や戦争遺跡について、次世代に繋ぐ取り組みを引き続きゼミ生と行っていきたいと考えています。」
また、優秀賞には、村上ゼミナール観光マーケティングチーム・八反田 彩香さん（現代ビジネス学部地域経済学科3年）による「北九州市におけるインバウンドとSDGsの活用について」、くわはたゼミ絵本班・木村 茜さん（現代ビジネス学部地域経済学科4年）による「八幡の絵本を作ろう！プロジェクト」が選ばれました。受賞者3名には、それぞれ賞状と副賞が授与されました。
なお、大会運営はゼミ連KIUの学生が中心となり実施されました。千々和 晃希さん（上坂ゼミ2年）、福谷 颯さん、桑田 叶夢さん、清川 恵佑さん（以上小野寺ゼミ4年）の皆さん、運営へのご尽力ありがとうございました。