2025年12月4日(木)、産学連携エリアマネジメント団体「KEYAKI TERAACE YAHATA」
12月例会にて、八幡東区役所、企業、自治会、九国大生等の会員約20名を対象として、
九州国際大学現代ビジネス学部 村岡治道准教授によるミニ防災教室が開催されました。
当該事務局である八幡駅前開発株式会社と本学は、2025年8月27日に「包括連携協定」を
結んでおり、その連携活動の窓口を地域連携センター事務室が担っています。今回は
八幡の地域防災への貢献として、企画しました。
当日は、『地震の被害を自分サイズで予見してみよう』をテーマに、地震の強震による
被害をワークシートに描き出し、「自分サイズ」で被害を予見するトレーニング
(家庭内DIG)を行いました。
まず初めに、阪神淡路大震災や熊本地震の事例から、初動5秒で何をするかではなく、
日頃から事前防災対策の必要性を学びました。
その後、参加者全員で、各自の自宅や社屋の窓や扉、大きな家具などを見取り図に
落とし込み、その被害想定を考えました。これは、自宅に加えて、社屋、公共スペースにも
活用できる地震対策の第一ステップです。
参加者の方からは「自分のサイズで、命を守ることを考える。その通りと思いました。家庭、
職場と危険性を見直してみます。」「阪神・淡路大震災経験者として、防災意識の再確認が
出来ました。今後も是非、震災経験の無い方々への防災への意識付けをお願いします。」
とのお言葉をいただきました。
今後も、このような地域連携により、命を守る防災教育を進めることで、安心安全な
地域づくりに貢献してきたいと思います。





