11月21日、姜ゼミの学生たちが港ヶ丘小学校で「地域安全マップ活動」を行いました。今回は約60名の6年生が参加し、危険な場所や安心できる場所を地図にまとめながら、防犯について楽しく学びました。大学生たちも一緒にフィールドワークを行い、元気いっぱいの児童たちとにぎやかな時間を過ごしました。

今回参加したのは姜ゼミの3年生と4年生です。3年生にとっては初めての発表と指導でしたので、はじめは少し緊張気味でした。

ですが、小学生と話すうちに表情も和らぎ、堂々と説明ができるようになりました。そばには、これまで何度も活動を経験してきた4年生がサポート役として寄り添い、全体をしっかり支えてくれました。
「先輩が後輩を支え、後輩が成長する」本学が大切にしている学びの姿が、現場でしっかり表れていました。
また、この日はKBCのテレビ取材も入り、お昼のニュースで活動の様子が紹介されました。活動の最後には、小学生たちが自分たちで考えた安全マップを発表し、ゼミ生たちも丁寧に振り返りのコメントをしていました。教える側でありながら、自分たちも多くを学んだ一日だったようです。


振り返りでは、良かった点だけでなく「次はもっとこうしよう」という改善の声もたくさん挙がりました。学生たちは活動をするたびに考えを深め、次のステップにつなげています。こうした「学びの循環」が、現場で強くなれる大学生を育てています。

地域安全マップ活動は、北九州市安全安心推進課と連携して行っています。市の皆さまのご協力により、子どもたちが楽しく学べるだけでなく、学生たちにとっても大きな成長の機会になっています。
これからも地域と協力しながら、子どもたちの防犯意識を育てる取り組みを続けていきます。今回の活動は、子どもたちの学びと学生の成長が重なり合う、貴重な一日でした。



今後も、こうした学びの機会を丁寧に広げていきたいと思います。
作成者 法学部 姜 信一(教授)
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