[ゼミ] 警察実務を学ぶ-福岡県警察国際捜査課の方と大学生のワークショップ


12月9日、現代ビジネス学部 宮武ゼミの活動の一環として、ケンプゼミと合同で警察の翻訳の仕事をされている方のお話を伺いました。

通訳演習想定では、外国人が関わる事件や事故、取調べの場面では、言葉の壁が大きな問題となり、正確で迅速な翻訳が強く求められるということを学びました。

単に英語を日本語に置き換えるだけでなく、話し手の意図や感情、文化的背景まで理解した上で訳す必要があり、高度な日本語力と判断力が欠かせないことが分かりました。
また、翻訳のわずかな誤りが、供述内容の誤解や不利益につながる可能性があるため、大きな責任と緊張感を伴う仕事である点が特に印象に残りました。

さらに、専門用語や法律用語への対応力、日頃からの継続的な学習の重要性についても語られたれ、普段ゼミで学んでいる英語が、このように社会の安全や人権を支える仕事につながっていることを知り、英語学習に対する意識が大きく変わりました。
今後は、より実践的で正確な英語力を身につけたいと強く感じました。
この度は、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
【記事:宮武ゼミ3年 佐藤 虎太朗】