橘祭で賑わうキャンパス内の図書館ラーニングコモンズにて、日本伝統文化学術講演会(九州国際大学現代ビジネス学会・一般社団法人日本伝統文化未来機構 共同主催)が開催されました。講師には、日本舞踊家の松浦光先生、映画・TVドラマプロデューサーの阿久根裕行先生、鼓奏者の望月太津三弥先生、日本舞踊家の坂東栄奈先生の4名をお迎えし、現代ビジネス学会の村上会長が聞き手となってお話を伺いました。
松浦先生からは、昨年まで歌舞伎俳優として活動されていたご経験を踏まえ、歌舞伎の世界での修行時代のエピソードや、若手俳優への期待について語っていただきました。

▲日本伝統文化学術講演会▲
阿久根先生には、伝統文化とは対極にある新しい表現を生み出し続けるクリエイターとして、映画制作の現場についてお話しいただきました。映画製作には億単位の費用がかかるため、ビジネスとアートの両面からの視点が必要であること、また長い時間をかけて作品づくりに向き合う人々の想いについても触れていただきました。
さらに、伝統文化の担い手として後進の育成にも取り組まれている望月先生と坂東先生からは、この世界に入ったきっかけや修業時代の経験、そして北九州という地域に根付く伝統文化の歴史についてお話を伺いました。長い年月をかけて受け継がれてきた文化を、時代の変化に合わせてどのように次世代へ伝えていくか、その取り組みについても知ることができました。
(また松浦先生は映画『国宝』の所作指導や大河ドラマ『べらぼう』への出演経験もあり、主演俳優とのエピソードなど、映画やドラマを観ている方には嬉しいお話も披露してくださいました。)
講演会後の第二部は、日本舞踊の着物やカツラ、小道具を実際に手に取ったり、鼓を叩いてみたりと、来場者の皆様にさまざまな体験をしていただきました。男性の来場者にも着物とカツラを装着していただき、普段触れることのない貴重な体験に、皆さん笑顔で記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。

▲日本伝統文化 体験会▲
第二部の最後に松浦先生に舞踊(三番叟)を披露いただきました。さらに望月先生とお弟子さん2名、そして坂東先生の4名が鼓で参加いただく、学術講演会の最後を飾る大変贅沢な時間になりました。講師の先生方、そして来場者の皆様に心よりお礼申し上げます。

▲松浦先生による舞踊(三番叟)▲
文責:現代ビジネス学部教授/山本 雄三


