今年のリスクマネジメント実習2では、地域の防災力を高めるための方策の一つとして、「消防団員をどのように確保していくか」をテーマに地域課題解決プロジェクトに取り組んでいます。その一環として、戸畑消防団の定例訓練を見学させていただきました。
学生団員全員に支給された制服に、この日初めて袖を通しました。丁寧に刺繍された名札やワッペン、帽子など、テンションが上がります。
訓練は団長の挨拶から始まり、その後、当日のスケジュールや訓練内容について説明がありました。最初に行われたのはホース訓練です。ホースを前方に転がして伸ばす作業や、ホース同士をつなぐ結合作業を体験しました。
当日は真夏日となり、強い日差しが照り付ける厳しい暑さの中での訓練でしたが、戸畑消防団の分団員の皆さんが一つひとつ丁寧に教えてくださり、学生たちは汗だくになりながら真剣に取り組みました。実際に体を動かしてみることで、消防活動には技術だけでなく体力やチームワークも欠かせないことを実感しました。
続いて行われたのは放水訓練です。消防団員の皆さんにとって貴重な訓練の機会にもかかわらず、今回は見学に訪れた学生にも放水を体験させていただきました。ホースから勢いよく放たれる水の圧力は想像以上で、その力強さと操作の難しさに驚かされました。消防団の活動が高度な技術と経験によって支えられていることを改めて感じる貴重な体験となりました。
訓練の合間の休憩時間には、分団員の皆さんと交流する機会もありました。皆さんはとてもフレンドリーで、消防団に入ったきっかけや活動のやりがい、仕事と消防団活動の両立などについて気さくに話してくださいました。普段はなかなか知ることのできない「消防団のリアル」に触れることができ、学生たちにとって非常に有意義な時間となりました。
今回の見学を通して、消防団は地域の安全・安心を支える重要な存在であることを改めて理解するとともに、その活動を支える団員の皆さんの熱意や地域への思いを肌で感じることができました。今後は今回の学びを生かしながら、消防団員の確保という地域課題について、学生ならではの視点で解決策を考えていきたいと思います。
戸畑消防団の皆さま、このたびは貴重な見学と体験の機会をいただき、誠にありがとうございました。
法学部 山中亜紀











