八幡起業塾では毎年、平和学習を兼ね広島合宿を行っています。今回は訪問先に酒都西条(東広島市)の老舗『賀茂泉酒造』を選び、9月3日午後にインタビューのご無理をお願いしました。同社は西条を代表する日本酒メーカーの1つで「純米酒のパイオニア」として全国的にも知られています。
インタビュアーは地域経済学科4年の八反田彩香さん(村上ゼミ)。実はこの11月に福岡ひびき信用金庫の「ビジネスモデルコンテスト」に出場する予定なのですが、今回の提案先企業には酒造会社が設定されました。そこで、この夏休み、県内外の各所を訪問して情報収集に努めているところです。
同社の創業は大正元年、現社長の前垣寿宏さんが4代目蔵元です。1972年に「本仕込賀茂泉」を発売し、戦後の純米酒復興を牽引した蔵として評価されているそうです。また、前垣社長は日本酒造青年協議会会長 を10年近く務め、業界内でリーダーシップを発揮する中、日本酒の復権と新境地の開拓に尽力してこられました。以下は、八反田さんの感想です。
・・・ 広島杜氏伝承の三段仕込みとか、活性炭ろ過に頼らない酒造りとか、最初は難しいお話もされました。でも、1つ1つ丁寧に解説していただくうちに打ち解けて、楽しいインタビューになりました。また、酒造の敷地内には試飲や喫茶を楽しめる『酒泉館』という施設が作ってあり、多くの若い人が訪れているとのこと。また、賀茂泉さんは他社と比べ海外の売上比率が高いということで、社長は若年層や海外への販路拡大に手ごたえを感じておられるようでした。ちょうど取材の翌々日からロンドンに出張される予定になっていて、これまでの海外展開の成功・失敗事例も教えてもらいました。気が付けば、あっという間の1時間で、最後はエネルギッシュな活動ぶりやライブ感に感動していました。ご多忙のところ貴重なお話を有難うございました。私もビジネスモデルコンテスト、頑張ります。

▲前垣社長(右)と八反田さん
(文責:現代ビジネス学部長 村上真理)


