第29回東アジア学会で花松先生の報告がありました!


2019年5月18日に、東アジア学会が本学で開催されました。東アジア学会は、東アジア地域の政治・経済・社会・文化など、様々な分野の課題をテーマに研究と交流を行なっている学会です。九州・山口地域を中心に多くの研究者や実務家が参加している学会で、今回は、九州旅客鉄道株式会社初代代表取締役社長の石井幸孝氏による「東アジア拠点での交通とボーダーの相剋」というテーマの基調講演がありました。また、午前と午後には、中国や韓国との経済や文化交流などをテーマに多数の発表と報告がなされ、とても有意義な討論と学術交流ができました。

特に、午後の報告会では、本学法学部の花松泰倫先生が「対馬・釜山ボーダーツーリズムと境界地域社会の変容」というテーマで報告をされました。花松先生は、対馬と釜山地域を何度も取材に行くなど、フィールドワークや調査・研究活動に励んでいる先生で、今年の夏にはゼミ生と一緒にフィールドワークもされるそうです。発表の中では、実際のデータを活用した報告が行われ、多数の参加者から共感を得ることができました。

作成者  姜 信一(法学部教授)

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