法学部では6月26日、公務員志望の学生に対して普通救命講習を実施しました。
まず、八幡東消防署の札本翼様から、消防官の仕事についてお話をいただきました。普段はあまり聞くことの出来ない、消防学校での訓練や、死の恐怖を覚えた現場での出来事など、非常に興味をそそる内容でした。
そのあとは普通救命講習です。通常の普通救命講習は、消防官や消防団の皆さんからレクチャーを受けるのですが、本学の普通救命講習は昨年度から、実技講習については、救命法について勉強したリスクマネジメントコース3年生が1年生の指導に当たっています(なお、各グループに1名ずつ消防官が入り、3年生の指導をチェックしています)。
5つのグループにわかれて実技講習を実施したのですが、受講生は真剣そのもの。最後に、各グループの中で一番出来が良かった学生が成果発表をした際も、手順や声など、初めてとは思えないくらいテキパキとしていました。
今日、3年生の普通救命講習のチェックとして来られた消防官の中に、6年前にこの研修を受けた本学OBがいました。こういう形で母校に戻ってきてくれたのが嬉しかったとともに、時間が経つのは早いなぁとしみじみ感じてしまいました。
作成者 藤野 博行(法学部 助教)