[法学部] 八女実習を行いました(花松ゼミ)


2021年11月5日(金)に法学部・花松ゼミ(3年生)14名が福岡県八女市でゼミ実習を行いました。10月中旬の対馬実習に引き続き、「地域の持続可能性」を現場で考えるゼミ実習第2弾です。

対馬は「海の田舎」でしたが、八女は「山の田舎」。まったく違う光景と地域性に触れ、学生たちも地域の多様性を実感したようでした。八女の特産果物を使ったスムージーやシフォンケーキで県内外から多くの客を集める移住者カフェ、自家製味噌と新鮮な野菜だけで作られた「だご汁」が美味しい民泊レストランなどでお話を伺いながら、八女の豊かな農産物を満喫しました。

八女市観光振興課のご厚意により、地域活性化を目的に八女市が普及推進するコミュニティ通貨「まちのコイン」を使用体験させていただきました。八女・福島の伝統的建造物群保存地区に広がる見事な街並みを歩きながら、学生たちはまちの至るところに仕込まれたQRコードのポイントをスマホで集めるのに忙しそうでした。

また、人口減少と過疎化が激しさを増すなかで「人と人」「人と地域」のつながりを取り戻すために新設された「つながるバス停」の視察も行いました。本棚の本を読めたり、八女茶を無料で楽しめる憩いの場としてのバス停という発想に、学生たちも驚いていました。地域の持続可能性を探るゼミ生たちの旅はまだまだ続きそうです。

<法学部TV>による花松ゼミ紹介動画はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=gSgVxuC820A

【作成者 花松 泰倫(法学部准教授)】