コロナ感染拡大の影響で、小学校での実施が難しくなっていた「防犯教育活動(地域安全マ
ップ活動)」が、2年ぶりに復活しました。5月27日、本学法学部の姜ゼミは、北九州市の
高槻小学校で「地域安全マップ活動」を応用した「犯罪機会論セミナー(防犯教育活動)」
を実施しました。今回の活動には小学校4年生から6年生までの61名の子どもたちが参加し、
ゼミ生たちは,自分たちで企画した防犯教育活動を行いました。
姜ゼミのゼミ生は4年生と3年生の16人が参加しました。数日間夜遅くまで準備をしていたや
りがいがあり、当日は上手にプレゼンテーションすることができました。今回の防犯教育活
動は、犯罪予防のポイント説明と、クイズ、そして小グループ学習の順で行いました。ゼミ
生一人ひとりが子どもたちの先生になって、子どもたちとコミュニケーションをとりながら、
楽しく防犯について指導することができました。
コロナの影響で、学外活動の機会が少なかったゼミ生たちは、最初は子どもたちの反応に驚き
ながらも、子どもたちの積極さに励まされ、ベストを尽くすことができたと思います。
後にゼミ生たちは、「最初は子どもたちとの接し方に苦戦しましたけど、とても楽しかった」、
「今回の経験を活かしてもっと頑張りたい」「子どもたちがちゃんと答えくれて嬉しかった」
「教えることの難しさを感じた」などの感想を述べてくれました。
今回の活動は今後の大学生活や就活準備のためにも、ゼミ生たちに良い経験になったのでは
ないかと思います。
作成者:姜 信一(法学部教授)