2022年5月7日（土）、リスクマネジメント実習のスタートアップ研修として、皿倉山アク
ティビティを実施しました。皿倉山は九州国際大学の南側に面した標高622mの山で、新日
本三大夜景にも選ばれた北九州市を一望できる景勝地です。
このスタートアップ研修の目的は、集団行動を通じて学生が互いを知ること。また、地図
と山頂からの眺めを比べ、北九州の土地勘を養うことです。担当教員からの説明を受けた
学生は、班に分かれ荷物を分担し、皿倉山ケーブルカー山麓駅へ移動します。
斜面住宅地の、きつい上り坂を歩きます。
山麓駅前で集合・休憩し、ケーブルカーへ搭乗します。
ケーブルカーは、9合目の山頂駅へ上ります。正面に洞海湾、八幡製鉄所、右上に
若戸大橋が見えてきました。山頂へはスロープカーに分乗し、移動します。
学生たちは班ごとに、地図ワークに取り組みます。地図ワークは、指示された北九州周辺の
施設や建物を地図上から探し、山頂からの方角と距離を導き出す問題です。双眼鏡・地図ア
プリ・コンパスアプリを活用し、駅・病院・商業施設など19か所の位置関係を学びました。
リスクマネジメント実習では1年間を使い、北九州での町興しイベントの企画運営・地域安全
に関する検証と対策・地域企業との課題解決に取り組みます。学生たちは皿倉山アクティビ
ティを通じ、互いの距離が近付き、北九州について知る機会になったと思います。
作成者：水井 雅彦（法学部准教授）