[研究活動] 開発途上国が世界を変える -杉浦政裕-


私が継続して行っている研究のひとつに、開発途上国におけるイノベーション発生の仕組みに関する研究があります。

世界の人口の8割以上は開発途上国に集まっていると言われています。
この開発途上国には、人材の能力不足、材料の調達の困難性、慢性的な資金不足等「ひと・もの・かね」という経済的・経営的資源の制約が常にあります。
こうした先進国にはない制約の中で、人々の生活を大きく変えるイノベーションを発生させる仕組みについて研究を続けています。関連して、イノベーションや社会転換のきっかけとなる現象、市場ニーズの抽出などをテキストマイニングにより探索する取り組みもしています。授業やゼミでは、学生のみなさんに開発途上国の現場(フィールド)で何が起こっているのか、編集されていない生きた情報を伝えています。
そして、情報やデータを自分の目で確認しながら集めることの大切さを伝えています。


▲左から3人目が本人

【現代ビジネス学部:杉浦政裕 教授】