[ゼミ] 子ども食堂「ちゅうおうまち食楽福亭」で九国大生が大活躍!


2023年10月7日、八幡中央区商店街で行われた子ども食堂「ちゅうおうまち食楽福亭(たらふくてい)」でスポーツマネジメントコースと地域づくりコースの学生たちが大活躍しました。

子ども食堂「ちゅうおうまち食楽福亭」は、毎月に第一土曜日に商店街でイベント的に行っている子ども食堂で、子どもたちの応援だけではなく、地域で暮らす様々な人たちの交流や商店街の賑わいづくりなどを目的としています。

地域づくりコースの桒畑ゼミは、2021年の開設時から参加しており、「食楽福亭(たらふくてい)」というちょっと風変わりな名前を付けたのもゼミ生です。
おなか一杯食べて楽しんで幸せな気分になってほしいという願いが込められています。始まって3年がたち、楽しみにしてくれている子どもたちは増えてきたものの、目的の一つである地域の交流の場としてはまだまだこれからの段階にあります。「もっと地域の誰もが参加できるものにしていきたい」ということで、学生たちはいくつかの企画を考えました。

10月はスポーツの秋、さらに10月10日が「転倒予防の日」ということで、桒畑ゼミでは誰もが当事者である「健康」をテーマにすることを提案し、スポーツマネジメントコースの馬場ゼミに助っ人要請をしました。
馬場ゼミでは、陸上で用いるセンサー機器を利用し、10メートルの歩行速度をはかるブースを出しました。この測定距離は多くの横断歩道に相当しますので、お年寄りにとってその時間を知ることは大きな意味がありますし、健康状態を把握する重要な指標ともなります。さらに測定後は、学生たちが日ごろの学びを活かして、簡単にできる運動方法などのレクチャーを行い、大変好評を得ました。また、子どもたちには10秒ピッタリで通過できるかチャレンジしてもらい、これもなかなかの盛り上がりを見せました。

そして桒畑ゼミの学生たちは、いつものように様々な団体のブースのお手伝いに走り回り、また休息・交流スペースを設置するなどして、子どもたちと大人たちの仲介役として、交流の輪が広がるよう努めました。

今回、これまで接点のなかったお年寄りを子ども食堂に引き込むことに成功しましたが、多世代交流というには改善点も多く見受けられました。
学生たちは次の企画に向けて検討を重ねています。

【記事:桒畑ゼミ】