給付奨学生が在学中に行う手続き


給付奨学金支給中の全体の流れ 

1.給付奨学生として採用された方は、給付奨学生証を受領 ※説明会等で交付します。

2.原則、毎月11日の奨学金振込日には、入金を確認

3.大学に在籍していることを定期的に報告(在籍報告)

4.毎年1回、機構がマイナンバーを利用して所得状況を確認(適格認定(家計))

5.毎年1回、学校が成績に基づき機構への学業報告(適格認定(学業))

 6.給付奨学金の支給終了時に返還の要否を判定(支給終了時の適格認定)

給付奨学金 支給中の全体の流れ | JASSO


スカラネット・パーソナルの登録

【対象者】全奨学生

【実施時期】給付奨学生証受領後、速やかに

登録方法 | JASSO


在籍報告 在籍報告の期間等は、大学からKIUポータルで案内します。

【対象者】全給付奨学生

【実施時期】4月・10月

【報告方法】

 在籍報告は、スカラネット・パーソナルから「在籍報告」の画面にアクセスし、在籍状況や生計維持者に

 ついて入力します。

【在籍報告を期限までに報告(入力)しない場合】

 定められた期限までにスカラネット・パーソナルからの入力がない場合、給付奨学金の支給が止まります。

 追って在籍報告することで支給が再開されますが、支給が止まっていた期間(月数)は、支給予定だった

 総期間(月数)から減じられる場合があります。減じられた分は支給されません。


適格認定(学業)

【対象者】全奨学生

【実施時期】学年末

【学業成績の基準】

 ➀廃止 以下のいずれかに該当する場合、「廃止」(打ち切り)となります。

 ・学業不振により修業年限で卒業できないこと(卒業延期)が確定した場合

 ・修得単位数の合計数が標準単位数の5割以下である場合

 ・出席率が5割以下など、学修意欲が著しく低いと学校が判断した場合

 ・連続して「警告」に該当(ただし、②に該当する場合を除く)

 ②停止 以下に該当する場合「停止」(中断)となります。

 ・2回連続して下記③の「警告」となった場合のうち、2回目の「警告」の理由が「GPA(平均成績)等が

  下位4分の1」のみの場合(ただし、3回連続で「警告」となった場合を除く。)

 ③警告 以下のいずれかに該当する場合、「警告」となります。

 ・修得単位数の合計数が標準単位数の6割以下である場合

 ・GPA(平均成績)等が下位4分の1の場合

 ・出席率8割以下など、学修意欲が低いと学校が判断した場合

 ➃継続 「廃止」、「停止」、「警告」以外の者

【適格認定(学業)の認定区分】

 ➀廃止 給付奨学生の資格を失います。

 ※学業成績が著しく不良でやむを得ない事由がない場合は、併せて支給済みの給付奨学金の返還を求めます。

 ②停止 給付奨学金の支給が中断します。

 ③警告 給付奨学金の支給を継続しますが、学業成績が向上せず、次回の適格認定時に再度「警告」の認定と

     なった場合は、給付奨学金は「廃止」となります。

 ➃継続 給付奨学金の支給を継続します。


給付奨学生のしおり

給付奨学金の支給が始まってから終了するまでの手続きや、留意事項などが記載しています。

2024年度給付奨学生のしおり (jasso.go.jp)