令和6年10月19日(土)、20日(日)に黒崎コムシティでひとみらい交流マンス「ひとみらい☆フェスタ」が行われました。
本学からは現代ビジネス学部国際社会学科松井貴英教授の1年ゼミ生と3年ゼミ生と現代ビジネス学部国際社会学科福西和幸教授の2年ゼミ生が合同でイベントの企画から運営までを行いました。
本学イベントのタイトルは「All one’s friend」で、親子向けに様々な催し物を企画しました。
ファミリー層を中心に2日間で254名の地域の来場者が九国大生と一緒に盛り上がりました。
イベントを楽しんだ子供達は、満足そうにイベントで獲得したお菓子を片手に親御さんと帰って行きました。
今後も地域の皆様と本学学生との輪が、このようなイベントを通して広がっていくことを願っています。
■3年ゼミの伊藤杏実さんコメント
昨年は、先輩方からの指示を受けながらのイベント参画でしたが、今年は自分たちが主体となってイベントの企画・運営を行ったことで、私たちを引っ張ってくださった先輩方の大変さや、周りを巻き込んでイベントを成功させることの難しさを学ぶことができました。
このイベントで、あまり関わらないゼミ生や他学年のゼミ生と話す機会を作ることができたことで、ゼミ内や他学年との仲を深めるきっかけになっただけでなく、自分の得意なことや強みを再確認することができました。
約1ヶ月の準備期間を経て、イベントを成功することができたのは、周りの方々の協力のおかげだと感じています。イベント当日まで準備をしてくれた松井ゼミ・福西ゼミの学生の皆さん、先生方、このような機会を与えてくれた中村さん、来場してくれた方々、本当にありがとうございました。
■松井貴英教授コメント
松井ゼミとして今年で3回目の参画となったひとみらい交流フェスタでした。今回は国際社会学科のゼミとしてどのようなイベントを企画すればよいのかという問題意識を3年のゼミ生が共有しつつ、テーマを設定しました。そして、世界の遊びやゲームを巨大化させることによって子供たちに楽しんでもらおうというコンセプトを学生たちが決めた点に、彼らの成長を感じました。
グローバル化そして国際化が進んでいるこの現代の社会において、私たちは単に海外に進出したり海外で働くということだけでなく、海外から日本を訪れたり日本で働いたりする外国人の人たちとの多文化共生についても国内で実現させることを求められていると言えましょう。また、それは外国から日本に来た人たちのみのことではなく、日本で生まれ育った人たちの課題でもあるといえましょう。そのような問題意識を大学において専門の学びとして修得した上で、その学識や知見をこのようなイベントにおいて活用できるようになった3年生たちの成長は、瞠目に値するものであったように思います。
また、2年福西ゼミや1年松井ゼミも、自分たちの学びの成果を踏まえつつアイデアを出しあってカタチにしていくという作業の中で、自分たちのできる限りのことをしてくれたのではないかと思います。
もちろん反省点もありましたが、それは後日の振り返りの時間に洗い出して次に活かしていくこととして、今回のところは、学生たちの頑張りを褒めてあげたいと思います。