2024年10月30日(水)、九州国際大学付属高校 の
IEC・国際交流クラブ のみなさんが九国大のキャンパスに来てくれました。
今回は、「Food Is a Window to Cultural Diversity~母国の食文化を地域に広めよう!」と題し、
アジア圏7か国から来日し、九州国際大学で学んでいる留学生がシェフ(?)となって
母国の食文化と自慢の料理を高校生のみなさんに披露しました。
シェフが熱心に仕込み中!出来立てを食べてください!
香ばしいおいしそうな匂いが漂うなか、まずはベトナムと中国の留学生による
母国の食文化の紹介です。
最初はベトナムの食文化。ところでみなさん、ベトナムがどこにあるかご存じですか?
正解者にはベトナムのキャンディをプレゼントしました!
「ここです!」と見事に正解!
ベトナム料理は和食と同じように、お米と野菜を中心としたやさしい味付けの料理が主流。
日本でもすっかりおなじみとなった、野菜とお肉をフランスパンに挟むバイン・ミー(bánh mỳ)や
平たいライスヌードルのフォー(phở)、お餅にハムなどを挟んだバイン・ジャイ(bánh giầy)、
ベトナム風ちまきのバイン・チュン(bánh chưng)など、「食べてみたい!」と声のあがる
料理の数々が紹介されました。
続いて、お隣・中国の食文化をご紹介。
ご存じのように、中国は非常に広大な国なので食文化も本当にさまざまで、
広州の天津料理、北京ダック、四川の火鍋など日本でもおなじみの料理から
湖北地方の熱乾麺、蘭州地方の蘭州牛肉麵などバラエティ豊かな名物料理が並びます。
寧波市出身の留学生は、中国一の名物である海鮮料理と寧波湯圓というお餅(年糕)の料理、
大連市出身の交換留学生は、焖子(メンジー)という珍しいこんにゃく料理や
スパイスたっぷりの丸ごとの焼きイカなどをオススメ。
こちらも「おいしそう」というつぶやきがいくつも聞こえました。
お待ちかねの試食タイム!ベトナムからはベトナム風揚げ春巻きのネム・ラン(nem rán)
中国からは東北地方の代表料理、東北鍋包肉(ドンベイグオバオロウ)をふるまいました。
ネム・ランはサクサク衣に刻んだ野菜がたっぷり!
お好みでケチャップや少し辛いチリ・ソースをかけていただきます。
これは春巻きの皮に具を包む様子。クルクル手際よく、あっという間に春巻きの山ができました。
東北鍋包肉は二度揚げした豚肉に香味のある甘酸っぱいソースをかけて、
カリカリと柔らかの二つの楽しい食感!豚肉の唐揚げを香味野菜のソースに絡めます。
画面からいい香りが漂って来ますか?
高校生のみなさんから、丁寧なお礼の言葉をいただいたあとは写真タイム!
11月に開催される大学祭での再会を約束して、この日は幕を閉じました。
★高校生のみなさんの感想 \すてきな感想の数々、ありがとうございます!/
”今日作ってもらった料理がおいしすぎて、
もっと中国やベトナムの食文化について知りたいと思いました!”
”ベトナムの春巻きは中に具材がたくさん入っていておいしかった!
鍋包肉は日本の酢豚に似ていて好きな味でした。”
”白米が欲しくなるくらいおいしい料理でした”
※この催しは独立行政法人日本学生支援機構の留学生地域交流事業の一環として
採択され、公益法人中島記念国際交流財団からの助成金により実施されました。
(国際センター事務室)