【プログラムの概要】
デジタル技術を活用して日常生活や仕事、社会的な分野での課題解決を図る「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」が推進されています。北九州市でも、行政・民間ともにDX推進のためのプラットフォームが形成され、「DX人材」の育成が急務となっています。
DXの推進に欠かせないとされるのが、AI(人工知能)です。ChatGPT などの生成AIは、今後私たちの生活になくてはならない存在となるでしょう。しかし、AIが正しい答えを教えてくれるどうかは、AIの使い方にかかっています。AIを単に使うだけでなく、「正しく使いこなせる能力」が将来的に求められています。言葉の解釈や定義にこだわり、文章の論理的整合性を重視する法学は、AIを使いこなすトレーニングに最適な分野なのです。
法学の現代的な問題をAIに回答させ、インプット(入力)とアウトプット(結果)が正しいものになっているかどうかを検証することを通じて、AIの正しい使い方を学びながら、法学に必要な論理的思考力(筋道を立てて考える)を鍛えることができるプログラムです。法学部専門科目の一部の授業の中で複数教員により実施します。
AIがわたしたちの日常生活に与える法的問題(AI作品による著作権侵害など)についても学ぶことができます。
作成者 法学部