国土交通省「モビリティ人材育成事業」に採択!― 地域公共交通の未来を拓く ―


この度、本学が構成員として参画する「サステナブルなまちづくりに資する地域交通検討の地域内製化に向けた DX 事業」が、令和7年度 国土交通省「モビリティ人材育成事業」に採択されました。
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人口減少が進む中、地域公共交通の維持は全国的な課題です。
本事業は、地域が主体的かつ継続的に、実情に合った交通ネットワークを検討・実行できるよう、交通やまちづくりをコーディネートできる人材を育成することを目的としています。

具体的には、AIを活用したデジタルツールにより、人口や施設などのデータをもとに交通施策を可視化します。主に、自治体職員、交通事業者、地域NPO、地域公共交通会議人員など、地域の交通やまちづくりに取り組む人材を育成対象とし、次の3つの基本プログラムを実施します。
• 地域の基礎情報のインプット実践講義
• シミュレーションアプリの実践講義
• 合意形成を想定したワークショップ

本事業により、地域内で交通計画を主体的に検討できる体制が構築され、客観データに基づく議論が可能となります。
これにより、地域経済の維持や労働環境の改善、交通の持続性向上に貢献することが期待されます。本学が関わるこの人材育成プログラムは他地域への展開も可能であり、持続可能な地域公共交通の実現に尽力してまいります。