おっと、お静かに。試験中でした。
今ゼミ生たちが、試験問題を解いているところです。
実は、試験問題ではありますが、今ゼミ生たちが取り組んでいるのは、法学検定試験の問題演習です。
英語に英検やTOEICといった検定試験があるように、法学にも検定試験があります。試験範囲は、法学入門、憲法、民法、刑法の4科目。およそ日本の法学部生であれば必ず学ぶであろう、法学部の基本科目が対象になっています。また、人によっては、将来の進路として、公務員試験や国家資格試験などを目指しますが、そうした試験と法学検定の試験範囲とが重なる部分も多く、そのための基礎固めや、これまで大学で学んできたことの確認という位置づけができます。
今年の法学検定試験は、11月30日に実施されます。本学は団体受験の対象大学にもなっているので、法学部としても学生には受験を推奨しています。特に今年から本学のカリキュラムが変わり、このための授業科目も新たに開設されているほどです。
鈴木ゼミでも受験にチャレンジする学生がいるので、これに合わせて、ゼミでは秋学期になってから問題演習に取り組むこととしました。受験予定の無いゼミ生はもちろん、既に合格しているゼミ生もいるのですが、これまで大学で学んできたことの復習ということでもあるので、ゼミ全体で行っています。春学期の模擬裁判が終わったので、ゼミ生で相談した結果、秋学期は試験日まで問題演習をすることにしました。
今回はこの辺まで。また次回レポートをお楽しみに。乞うご期待。
作成者 法学部 鈴木博康(教授)