[法学部]こんにちは。模擬裁判ゼミです。


いよいよ新年度が始まりましたね。今年もゼミの様子を紹介していきたいと思います。

さて、例年、鈴木ゼミでは、夏のオープンキャンパスで法学部企画の1つとして模擬裁判を実施していますが、今年もまた、模擬裁判に向けた取り組みが始動しました(専門演習A、CT(キャリア・チュートリアル)3、CT4の授業として)。

模擬裁判ゼミでは、3、4年生が一緒になってゼミ活動を展開します。先日4月初回の授業では、今の新4年生が3年生の時に創作した昨年の模擬裁判を、後輩である新3年生に披露するところから始まりました。新3年生には、先輩の模擬裁判を実際に「傍聴」してもらうことで、自分たちがこれから作り上げていく模擬裁判を意識してもらうことになります。こうして新4年生から新3年生へと、「模擬裁判ゼミ」のバトンが手渡されていくのです。

 

前回の夏のオープンキャンパスでは「マッチ売りの少女」を題材にして、主人公を被告人とする窃盗罪の成否をめぐる刑事裁判を展開しました。

毎年、多くの人が知っているだろう童話や昔話などの物語をもとにして、それをアレンジしながら刑事事件にしていくのですが、「マッチ売りの少女」での争点は、期待可能性の有無(=本当に被告人を非難することができるだろうか)、また、緊急避難の成否(=緊急状況でのやむを得ずにした行為として処罰できないのではないか(この理屈はよく聞くことのある正当防衛と似ています))といったところを扱いました。刑事裁判を展開するのにあたって、法的論点が浮かび上がりやすいように原作にアレンジを加えていくのですが、前回の模擬裁判では本来の物語からはずいぶんと変わったものになりました。

先輩たちの上演を参考にして、次の中心メンバーとなる新3年生が作り上げていきますが、新メンバーのゼミ生たちの目にはどう映ったでしょうか。毎年のことですが、担当教員としてもワクワクする時期です。夏のオープンキャンパスでは、刑事模擬裁判を高校生のみなさんに披露します。ぜひ楽しみにしていてください。

 

今回はこの辺まで。また次回レポートをお楽しみに。乞うご期待。

 

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作成者 法学部 鈴木博康(教授)