[法学部] 対馬釜山実習を実施!(花松ゼミ)【対馬編】


法学部・花松ゼミ3年生11名が、2026年8月19日から23日の4泊5日の日程で、長崎県対馬市と韓国・釜山広域市でゼミ実習を行いました。ゼミの研究テーマ「地域社会の持続可能性をどう考えるか」についてフィールドワークを通して深めようと、まずは国境離島で過疎化先進地である対馬を訪れ、現状と課題を学びました(前編・対馬編)。

 

限界集落が点在する対馬では、過疎地域の深刻な現状を実際に視察し、対馬の未来のために奮闘する市役所職員から地元NPO、観光事業者、企業、漁師、猟師、移住者、市民の方々まで幅広くお話を伺い、地域の未来と様々な困難、課題をリアルに感じ取ることができました。

 

一般社団法人daidaiと丸徳水産が企画された海と山のつながりを学ぶ体験ツアーに参加させていただきました。シカ・イノシシの捕獲罠、ブリやタイの養殖場の見学、タコ眼鏡を使用して海底の磯焼け状況を観察しました。普段体験することのできない現場体験を通して、自然環境の劣化がいかに地域の持続可能性に悪影響を与えているかを実感することができました。終了後はシカ・イノシシのジビエBBQと新鮮な魚介を堪能しました。

 

一般社団法人対馬CAPPAでは、対馬で年々深刻化する海岸漂着ゴミ問題への取り組みについてお話を伺いました。子供たちに綺麗な海を残すことが対馬の持続可能性を高めるうえで重要という考えのもと、韓国の大学生と一緒にゴミ回収活動を行ったり、米国・韓国との国際シンポジウムの開催、環境意識の高い世界的企業とコラボレーションする取り組みをされており、昨年は大阪万博で企画展示をされています。行政や企業など国内外の様々な団体をとりまとめる「中間支援組織」として活躍される様子は、地域の課題解決に必要な組織のあり方を考えるうえで、大変勉強になりました。

 

合同会社フラットアワーでは、持続可能な漁業によるコミュニティづくりについてお話を伺いました。「漁業資源を痛めずに儲かる漁業」モデルをいかに構築するかが漁業を主要産業とする対馬の持続可能性にとって死活問題であるというお話に学生は聞き入っていました。終了後は近くの海で泳いだり、地元の方々といっしょに対馬の高級ブランド「イナサバ」など新鮮なお魚を堪能させていただきました。

 

対馬編最終日の3日目は対馬北部の比田勝に移動し、対馬観光物産協会上対馬支所を訪問して韓国人観光客の動向についてお話をお伺いしました。また、対馬市役所上対馬振興部では、対馬の地域づくり全般について様々な質問をさせていただきました。最後に、比田勝国際フェリーターミナルで韓国人観光客へのインタビュー調査を行いました。対馬に来た目的や旅行の感想などを、スマホの翻訳アプリを使って聞き出していました。

 

これで3日間の対馬編は終了!比田勝港から次なる訪問地、韓国・釜山広域市に向け、1時間半のフェリーの旅に向かいます。後半の釜山編を乞うご期待!

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作成者 法学部 花松 泰倫(法学部教授)

 

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