9月8日から10日までの3日間、法学部・姜ゼミの学生が韓国・国立昌原大学校を訪問し、同大学の学生との交流活動を行いました。
本活動は学長裁量経費による事業として実施したもので、7月に本学で開催した「第3回日韓大学生交流会」に続き、今回は本学の学生が昌原大学を訪れる形での交流となりました。


今回の活動の中心は、「地域安全マップ活動」です。地域安全マップ活動は、まちを歩きながら「入りやすく、見えにくい場所(犯罪が起きやすい場所)」を確認し、地図にまとめる活動で、姜ゼミで学んでいる犯罪機会論に基づくものです。今回は日韓の学生が一緒にまちを歩き、道の見通しや塀の高さ、街灯の位置などを確認しながら意見を交わしました。


日本とは異なるまちで同じ視点から場所を点検したことで、学生たちは、授業で学んだ考え方が海外でも活用できることを確かめるとともに、日韓のまちづくりや防犯の工夫の違いにも気づくことができました。



このほかにも、昌原大学ではさまざまな学びと交流がありました。図書館を見学したほか、「昌原の家」を視察し、韓国の伝統家屋や伝統文化、歴史について学びました。昌原大学で行われている日本近代文学の授業にも参加し、韓国の学生たちが日本の文学を熱心に学ぶ姿と、その水準の高さに、本学の学生たちも驚いていました。
日韓大学生交流会では、両大学の学生が日本語でお互いの大学生活や文化について語り合い、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。さらに、滞在中の9月9日には、昌原大学で開かれた「日韓大学生プレゼンテーション大会」にも参加しました。その様子は別の記事で報告します。






最終日の9月10日は釜山へ移動し、市場を歩いたほか、釜山地下鉄や軽電鉄に乗車するなど、韓国の大都市の暮らしや交通を体験しました。



今回の訪問の最大の成果は、地域安全マップ活動を通して、犯罪機会論の考え方が海外のまちでも通用することを、学生たちが自らの目と足で確かめられたことです。日韓のまちづくりや防犯の工夫の違いにふれたことも、自分たちの地域の安全を見直す新たな視点につながりました。
あわせて、日本語を熱心に学ぶ韓国の学生たちとの交流は、互いの理解を深める貴重な機会となりました。
今後も学生が海外で学びを実践する機会を設けていきます。
作成者 法学部 姜 信一


