9月9日、韓国・国立昌原大学校において「日韓大学生プレゼンテーション大会」が行われ、法学部・姜ゼミの学生4チームが発表しました。昌原大学の学生2チームと合わせて計6チームが、日本語でプレゼンテーションと質疑応答を行いました。
大会のテーマは、自国の映画やアニメを相手国の学生に紹介し、作品の背景にある社会や文化について自分たちの考えを伝えるというものです。発表時間は1チーム7分程度で、「作品の概要」「選んだ理由」「あらすじ」「作品のメッセージ」「発表者の意見」という共通の構成で準備を進めました。

姜ゼミの4チームは、特攻隊員を描いた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を通して平和の大切さを訴えた発表、アニメ『ちいかわ』の劇場版を入口に「うまい話には裏がある」という観点から闇バイトの危険性を論じた発表、警察学校を舞台とする映画『教場』を通して日本の警察官教育を紹介した発表、そして1980年代を舞台とする映画『今日から俺は!!』を通して当時の若者文化と日本のコメディの特徴を紹介した発表を行いました。いずれも作品紹介にとどまらず、平和、犯罪、警察制度、若者文化といった社会的なテーマへと考察を広げた内容です。
発表資料には重要な語句の韓国語訳を添え、発表の最後には「韓国にも警察学校はありますか」「当時の韓国の不良学生は何によって反抗を表していましたか」など、会場への質問を設けました。韓国の学生からは自国の状況について回答が寄せられ、発表後の対話へとつながりました。






昌原大学の学生からは、日本と韓国のアニメ・漫画文化の違いを比較・分析した発表と、映画『パラサイト』を通して韓国社会の一面を分析した発表が行われました。両国の学生が互いの社会や文化を題材に発表したことで、比較と対話を通じて理解を深める機会となりました。
大会の最後には、昌原大学から本学の参加学生に、同大学名による賞状が授与されました。海外の大学から受け取った賞状は、学生にとって準備の成果を形として残す大きな励みとなりました。

学生たちは出発前からチームで役割を分担し、資料作成と発表練習を重ねてきました。前提知識の異なる相手にどう伝えるかを考えながら準備した経験は、今後の学習や発表にも生かされるものと考えています。
今後も昌原大学との交流を通して、学生が学びの成果を海外で発信する機会を設けていきます。
作成者 法学部 姜 信一


