UNGLスプリング・スクール『リーダーシップin京都』参加報告


3月10日~12日に実施された『リーダーシップin京都』(主催:京都外国語大学)への参加報告です。
いつも本研修では平和に関連したテーマが採用されますが、今回も「多文化社会の今を生きる私たちが、いかに平和に繋がるリーダーシップを養成するか」が目的でした。本学の参加学生は1回生から4回生までの20名(うち学生スタッフ4名)。全体でも50名あまりだったので、実に半数近くを九国大生が占めたことになります。これは他大学が主催するイベントへの派遣規模としては過去最大でした。
プログラムはプレゼンテーション中心で、在宅介護に始まり、平和に必要な◯◯力、食品ロス、飢饉など様ざまな観点からの論題が続きました。いずれも、ある程度の問題意識はもっていたものの、平和に関連づけて捉えることが少なかっただけに、とてもインパクトのある内容であったと思います。
そして最終日、最後のミッションはドミノへの挑戦です。まず参加学生全員で作業手順を確認し、次いで、平和をモチーフにした絵柄を決定しました。1つ間違えば全部が倒れてしまうドミノを使い、限られた時間で体育館いっぱいに絵を描くわけですから、皆の気持ちが一致しなければ成功しません。本研修では恒例のメニューですが、とても印象深いものとなりました。あっという間の3日間、UNGLプログラムならではの高密度の時間を仲間たちと共有できたと感じています。

法学部3回生 光安シャハラズ(みつやす・しゃはらず)